お供え物

しかし、ここはアヒブにとって神聖なる場所の玄関口。
怪しげな外国人ウォーリアがすんなり通してもらえる筈もありません。
こうなる事は予想していたんですけど・・・はっきり言って無策です。
どうやってこの場を切り抜ければ良いのでしょう・・・?

ですが、へっぽこさんを制止したこのアヒブ兵士さん。
勝手に何か決めつけに入ります。
罪を告白するためにここに来たのか?!
んん??
罪って何のことやら良くわかりませんが・・・
それならそういう方向性に話を合わせた方が良い感じっすかね?

どうやらこの奥には断罪者という方がいらっしゃるそうで。
その方の裁きを受けよ?
そんな感じですかね。

了解、了解。
そういうお話でしたら、断罪者さんの裁きでもなんでも受けてみますよと。
この際、中に入れるんだったらなんでもいいです。

てことで、何とか奥へと進むことが出来たへっぽこさん。
その先には、噂の断罪者さまと・・・裁きを待つ奴隷たちの列?
一体、どういった場所なんでしょうかね?ここは。
罪を犯した奴隷が裁きを受ける場所?

とりあえず、悪いことをした覚えは無いへっぽこさんですが、断罪者さんとやらの前に歩みよります。

・・・アヒブから見れば貴様は罪人。
そんな一方的な裁定を下されてしまうのではないかと若干不安はありますが、今はそんな事を言っている場合ではありません。
今はなんとしてでも苦悩が眠る墓に潜入せねばならんのです。

で。
断罪者さんから何やら小難しいお言葉が発せられましたが・・・
正直へっぽこさんには何のことやら。
オーディリタ唯一のゴブリンがかつて盗まれた知識を持って苦悩が眠る墓に戻ってきたとかいう話を聞きましたが、へっぽこさんも同じように奪われた知識を返しに(懺悔に)やってきた者と思われているんでしょうか?

次に、断罪者さんから要求されたのは、お供え物。
え?
奪われた知識どころか・・・へっぽこさん、手ぶらなんですけど。

貴様の持ってきたお供え物はなんだ?と問いかける断罪者さん。
オウダー女王の口づけ(祝福?)か?
それとも、野蛮人の血か。
もしくは、奪われた知識なのか。
・・・。
これってやっぱり、何かないとマズイっすよね・・・?

