無念の墓守
ですが、その前に完全ないばらの書とやらを閲覧していかなければならないそうです。

と、完全ないばらの書を目指すへっぽこさんでしたが、その途中でまた余計な知識を発見。
適当に歩いているだけで知識が見つかるという事は・・・この辺には結構な数の知識が隠されている感じなんですかね。

んで、こちらが問題の完全ないばらの書。
確かに、不完全ないばらの書と違って壊れておらず、綺麗な状態が保たれている様です。

その完全な書に記されていたのは・・・ヘッセ王国の話?
へっせ・・・
ほう。

例によって小難しい文章が並ぶいばらの書なんですが。
これは・・・
古代王国オルゼカが滅びた後、その末裔たちは世界各地に広がっていった・・・
そんな意味でしょうかね?

その中のお一人が北の地に建国した国がヘッセ王国だと。
へぇ。
その王の名は・・・ベルモルン・・・んん?
久しぶりにその名前を聞きましたよ。
随分昔にちょこっと絡んだベルモルンさんって・・・オルゼカの末裔で、その上ヘッセ王国建国の父だったのね。
へぇ。
で?
書いてある事はこれだけ?
だそうですよ、闇ちゃん。
満足していただけましたか?
てことで、次は墓守さんの所へ向かいます。

墓守さんのいらした場所は、細い通路を下って行った先。
この辺りにはあまり人気がありません。

暗い通路に静かに佇む墓守の名はデヌーラさん。
あ。
やっぱりオーディリタ唯一だというゴブリンさん?
どうもどうも。
やっとお会い出来ましたよ。

と、話しかけた途端。
突如ぐわっとこちらを凝視するものですからちょっとびっくりしましたよ。
で?
あ、これが噂のオドラ神聖ポーションっすか。
いやいや、変に気を使わせてしまった様で、すみませんねぇ・・・
!?
え?いきなり目的のブツを頂けるんですか?
あらぁ・・・
なんとまあ、段取りが良い話ですわねぇ・・・
まあ、わたくしとしましては余計な手間が省けて大変ありがたいのでございますが。

とにかく、こいつがあれば・・・アタラクシアさんを堕落から救い出す事が出来るんですよね?!
いやぁ・・・一時はどうなるものかと思ったんですが、アヒブ秘伝の治療薬をゲット出来ちゃいましたよ。
何事も挑戦してみるもんですねぇ。

あ。
ついでにこの時、先ほどの完全ないばらの書に関する知識も獲得出来ました。
でも・・・へくせ?
んん?
ヘッセと言ったり、ヘクセと言ったり・・・どっちが正しいのさ?

