受け継がれる日誌

すると、部屋の隅にある本の山に光の柱が立ちました。

乱雑に積まれたその本を調べてみると、一番下に、カプラスの日誌はありました。

本物のカプラス日誌には、かつてハドゥムを信奉していたという彼の言葉が。
今度こそ間違いなく本物のカプラス日誌なのでしょう。
しかし・・・いまだ、この日誌の価値的なものが分かっていないへっぽこさんが持っていて良いものなのか?
ですが・・・まぁ。
ハドゥムの浸食に対抗する為には、この日誌を紐解かなければならないという事なんでしょう。
そう考えると、へっぽこウォリアーが受け継ぎ、謎とされる事柄を一つ一つ解明していかなくてはならないのかもしれませんね。

さて、カプラスの日誌を手にしたへっぽこさんの前に、また闇ちゃんが登場してきます。
そして、彼はこう言います。
日誌に残された痕跡を追わなければならない。
言うのは簡単ですけど、そんな容易い問題ですかね?
へっぽこさんに出来んのかしら?

そして急にセペル様の話?!
ああ、偽の日誌に騙されてはく製にされる筈が、いつまで経っても平気な顔してウロチョロしてるじゃねーか!ってですか?
でも、それでセペル様とやらが焦りますかね?
しぶといヤツだな!程度の話じゃないんですか?
てか、いまだにセペル様って方とお会いしていないんですけど・・・その内、会えますかね?
いや、へっぽこさんを陥れようとする輩はどんな面してんだ?と見てやりたいだけなんですけど。

それより、まだアレデルさんの話がある?
はいはい。
そりゃそうですわね。
まだまだ話足りない筈ですよ。

すると、謎の砂時計を差し出すアレデルさん。

なんでもこれは、アタラクシアさんが大切にしていたものなのだそうな。
砂時計の底には
「生まれ変わったら、次は神のいない世界がいい。」
そんな言葉が書かれていました。

どうやらこの砂時計はアタラクシアさんの手作り。
思いの詰まった品のようですわね。
大切にしてやってくれって・・・。
まるで形見分けじゃないっすか・・・。
しつこい様ですけど、やっぱりアタラクシアさんはこのまま・・・?
えぇぇぇ・・・・
だってですよ?
アタラクシアさんにも闇精霊が憑りついていたんですよね?
だとしたら、へっぽこさんと同じように何度ブチ〇ろされようが、平気な顔して生き返れるんじゃないんですか?

この砂時計を手にアタラクシアさんの遺志を受け継ぎ、カプラスの日誌を追え!
ですか・・・
なんかねぇ・・・この世の終わりを防げ!ってだけで大変な話なのに、さらに重たい荷物を背負わされちゃった気がするんですけど。

漆黒の灰としても応援するよ♪的なお言葉は大変嬉しい限りでございますが。
全部へっぽこさん一人でどうにかしなきゃいけないのかしら?
誰か手伝ってくれないのかしら・・・。

