別れと旅立ち

　カプラスの日誌とアタラクシアさんの大切にしていた砂時計を受け取り、彼女の意志を受け継ぐ事となったへっぽこウォリアー。




　なんだかアタラクシアさんの形見を受け取った様で、本当にこのままなのかと今でも信じられない感じなのではありますが。




　それと同時に、「漆黒の灰」という知識や「アタラクシアの時間を抱く」という称号を得ました。




　さらに、このタイミングでアタラクシアさんの知識を獲得。

　今更・・・？なんて気も致しますが、彼女の何もかも知っているかと聞かれるとそれは微妙な話でございまして。

　一体どんな事が記されているのかと知識欄を確認してみましたところ・・・




　へっぽこさんと同じく闇の精霊に憑りつかれ、記憶を失い、それを取り戻すかの様に世界を旅した・・・

　彼女のそんな歴史が記されていました。


　ただ、驚いたのは、彼女がカプラス日誌を手に入れたあと、堕落者の罠にかかり堕落の道を歩み始めたという記述。

　へっぽこさんを追いかけていばらの森に入ったのが堕落する原因かと思っていたのですが・・・これによるとアタラクシアさんが堕落の道を歩み始めたのはそれよりももっと前。

　へっぽこさんと出会う前から、既に彼女の堕落は始まっていたそうな。


　その後彼女は、全てのお金を人の為に使い、カプラス日誌の真の主を探す旅に出たと。

　だから、奴隷としてオーディリタに連れてこられる事となるドスリアさんと出会い、その後へっぽこさんとも出会ったという事だったんですね。


　まあ、こんな経緯を知っても、堕落してしまった彼女の運命を今更変える事はできないんですけど。




　さて、そんな彼女の砂時計と共に受け継いだカプラス日誌。

　こいつを手に入れたおかげで、冒険日誌コーナーに新たな書が追加されました。

　まーた仕事が増えたわ


　とりあえず今後は、こいつもぼちぼちこなして行かなければなりません。




　あとついでに、この漆黒の灰拠点？内で幾つかの知識も発見しました。


　と、これで一応、オーディリタの冒険Part1は終了。

　物語はPart2へと続いて行きます。




　建物から外へ出ると、そこにはアタラクシアさんの愛馬の姿がありました。

　いつまで経っても主人が帰ってこないものだから、自分でここまで帰ってきたみたいですね。




　同じく、ペットのもふもふさんも。


　君のご主人様は、夜になっても帰ってきそうもないんですけどね・・・。


　でもま、ここに居ればアレデルさんが君たちのお世話をしてくれるでしょう。

　冷たいようですが、へっぽこさんは君らのご主人さまの意志を受け継いで旅立たねばならないのでね。


　てことで、さようならしくしくさん、もふもふさん。

　そして、さらば・・・漆黒の灰のダークナイト、アタラクシアさん・・・