奴隷制度の始まり

情に厚い彼女ならば、何か情報をくれるのではないかと言う話でしたが・・・

いきなり雲行きが怪しげでございます。

ああね。
すべてはオウダー女王の為。
敵対するガネルの英雄となど本来口も聞きたくない。
てな感じですわね。

で、聞いてもいないのにえらくしゃべりますわね、この方。
今更説明されなくても、貴方がガネルに対して敵愾心を持っているのは既に分かっていますって。
あげくに、奴隷制度の肯定派。
人間などという
でもま、こういう人がオウダー女王派の見本みたいな感じなんですかね。

で?
まだしゃべる?
あら。
工房で工具の盗難事件があって・・・盗まれた工具が人間の宿舎で見つかった。
あらら・・・

誰かが罪を着せるために仕組んだ事件という可能性もありますが・・・
そんな事件が起きれば、より一層人間を見る目が厳しくなりますわよねぇ・・・
で?
その事件の話を聞きに、次は家具商人さんにお話を伺いに行こう♪ですか。
・・・わたくし、何を調べるんでしたっけ?

色々と疑問の産まれる展開なんですが、話の流れ上しかたなく家具商人さんのところへ。

すると、どういう訳だか、話は奴隷制度についてとなりました。

人間を奴隷として使うというアイディアは、アヒブ由来のものではないと断言する彼女。
アヒブの家具商人さんから、なんでこんな話を聞かされているのか良くわかりませんが。
それより、アヒブがオドラクシアに来る前は、ここは廃墟だったんですね。
へぇ。

そんな廃墟のオドラクシアで見つかったのが、古代王国オルゼカ時代の奴隷制度の記録。
ほう・・・。
つまり、その記録にヒントを得て、アヒブは人間を奴隷として扱う事を始めたと。
古代人は・・・人間とかいう生き物を奴隷として使っていた・・・?
なるほど!
それはナイスアイディア!
いやいや。普通そうはならんでしょう・・・。
奴隷制度とかってそんな簡単に始めるもんじゃないと思いますけどね。

