偽証

ここでセペル一派がトゥーロ族を洗脳しているという話は本当なのか?
噂の真相を確かめなくてはなりません。

早速地下へ降り、オルゼカの光明石を見に行ってみますと、石は今もなお謎の光を絶賛放出中でございました。
その前には、以前見た時と同じように謎の魔力(?)を行使するモンジュール・アイネルさんの姿が。

改めて周囲を確認してみますと、その傍らには光明石から出る光をボケーっと眺めているかの様なトゥーロ族の姿がありました。
今思えば、オルン渓谷の奥地でオルゼカの光明石に取りつかれた様になっていたゴーレムハンター達と同じ状況にも見えます。

とにかく、ここで何が行われているのか?それを完全に当事者っぽいモンジュール・アイネルさんにお伺いしなければなりますまい。
しかし、彼女の口から出たのは、聞いてもいない女王ディスり。
偽りの女王って・・・ブロリナ女王をディスってるの?
ま、私にカーマスリビアはないとか言ってますのでね。
アメリア女王亡き今のカーマスリビアは故郷ではないとおっしゃりたいのでしょう。
つまりは、彼女はいまだにアメリア様しか女王として認めていないという事ですね。

だからと言って、アヒブの地でセペル派の片棒を担いでいる様なこの状況の説明にはなりません。
あなた、一体ここで何をなさってるのかしら?

その問いに対しモンジュールさんは・・・
ただ洞窟を照らしているだけだ。
と。
・・・。

特別なことはしていないという彼女に対し、じとーっとした目をしながら沈黙で答えるへっぽこさん。
そりゃねぇ・・・色々知る前だったら、そうなん?と思ったかもしれませんけどねぇ・・・
今は、いろいろ勉強し、実際に色々見てきた状態ですからねぇ。

あら。
へっぽこさんがじとーっとした目をしているのに気が付かれましたか?
何か気づいたか?も何も。
あなた、うそをついていますね?

すると彼女は、急にキレ気味な返事を返してきました。
なんですかこの、悪者特有の開き直り的な対応は。
色々知ってるんだったら、今後の行動には気をつけな!
ですか。
ま、へっぽこさんにそんな恫喝はききませんけどね。
余裕で聞こえないふりをしちゃいます。

しかし、その後の発言は無視出来ませんねぇ・・・
黎明ってのはやはりブロリナ女王の事ですよね?
黎明は消え、森も灰と化す。
これ以上、邪魔するなとか言われても・・・ねぇ・・・
全力で邪魔して差し上げたくなってきたんですけど?

