交渉の行方
今更そんな都合の良い立場表明をしながら、オペンシラ様と対峙するへっぽこさん。
とりあえず、何か情報を引き出そうと交渉開始してみます。

が。
具体的にどんな話をすれば良いのやら、へっぽこさんにはさっぱりです。
この計画を立てたのも闇ちゃんなんですから、彼が出てきて話してくれればいいのに。
ですが、そんないい加減な状態でも、適当に話した事が何やらオペンシラ様の興味を引くことに成功した様です。

が。
貴様、調子の良いこと言っているが、偽のカプラス日誌に騙されなかった事も、オウダー女王から祝福を受けた事も。
あたしらみーんな知ってんだけど?
ですって。
すべてバレテーラですよこれ。
てか、オウダー女王をつかまえて詐欺師女王とか言っちゃってるのも凄いんですが、何より凄いのはへっぽこさんに偽のカプラス日誌を掴ませて、命を奪おうとした本人がしれっとその話をしている事ですよ。
人を殺そうとしておきやがりながら、今や開き直りですか。

てことで、今更色々知らないフリをしても無駄だぞ。と。
・・・。
あれ・・・?作戦失敗じゃないっすか?これ。

場の空気が相当嫌ーな感じになったところなんですが。
それでもオペンシラ様の話は続きます。

カーマスリビアの英雄だとか、乱世に華咲く英雄だなんてね。
これってへっぽこさんをおだてようとしてるのかしら?
でも、今更へっぽこさんをおだてる理由もないか・・・

でも、カーマスリビアの英雄であるお前は、なんやかんや生き残ってここに居る・・・
その実力はオペンシラ様としても認めざるを得ないと。
実力ってか・・・タイミングよく周りの方に助けられてきた結果でしかないと思うんですけどねぇ・・・
それと、このオペンシラ様の言い方的には、英雄と呼ばれる者が本物かどうか、偽のカプラス日誌をくれて試してみた!という感じにも受け取れますよねぇ?

するとここで、オペンシラ様からびっくり仰天発言が飛び出しました。
へっぽこウォリアーを英雄として認め・・・真実を話そう・・・?
いやいやいやいや。
そうですか!そりゃ助かります!なーんてなるわけないっしょ。
どう考えても怪しい・・・ですよねぇ・・・
にしても、オペンシラ様の真意とは・・・?

