楽器精霊と棺

こうした状況は、これまで何度か経験している事なのでお馴染みという感じなのですが。
今回、この先にはキャサリン姫の亡霊がいらっしゃる?のかと思うとちょっと複雑です。

そんな事を考えながら、ふわふわと飛ぶ楽器精霊さんの列を追っかけてゆくへっぽこさん。
そうして進んで行った先は、いばらの森のはずれ。
野生のゴリラさん達の姿が見えるエリアです。
その先には、祠の様な洞窟入り口が見えて来ました。
いばらの森って色んな物があるんですねぇ。

洞窟内に入ってすぐ見えてきた物は・・・棺?
棺といっても石造りの頑丈そうなものですから、これ自体がお墓なのかもしれません。
その傍らには、少し大きめな楽器精霊さんが二人(?)ふわふわと飛んでおります。

よく見れば二人の楽器精霊の姿は互いに少し違う様で。
ああ。
カーマスリビアで見たことのある姿とオーディリタで見たことある姿ですね。
言われてみたら、楽器精霊さんって国ごとに違う姿をしていたんですねぇ。

それよりも。
おどろいたのはこの棺に刻まれたお名前。
ジョシュア・オウダー??
ええ?
これって、元祖アヒブ(笑)、オーディリタ先代女王様のお墓なの?
あらぁ・・・
そんな凄い方の墓所としては、意外と簡素な雰囲気ですわね。

そして、その棺の傍で、意味ありげにふわふわと飛ぶ楽器精霊さん。
・・・。
これって、どういう状況?
「まるでどうして自分たちを見ているのか問い返しているようだ」?
ここにきて、また難解な構文をぶつけてこられるもんですから、余計に意味がわかりませんがな。

これで一体、何をどうしろというのか?と悩みはしましたが、依頼は勝手に次へと進みます。
ああ。
この楽器精霊さんに草カブトムシの水滴花とやらをプレゼントするのね?
たしかにチデル・マヤさんはそんな様な事を言ってましたが。
ところで、チデル・マヤさんはヴェルティ精霊術師ではなく、亡霊術師だった気がしますけど。
ま、どっちでもいいですけどね。

