惑わされた女王

ここで、「アメリアの仮面」という知識を獲得しました。
表向きには、強力な求心力を以てカーマスリビアを導かんとする女王アメリアが、実は数多の策略を巡らせ権力の座に就いた暴君であったという事実。
それは、仮面の裏にアメリア女王の隠された本性が存在したという事でもあるのです。

そのアメリア女王の覇道と共に見え隠れする闇の浸食。
当然、絶望の神ハドゥムによるこの世の侵略が、アメリア女王の生きざまと無縁である訳もありますまい。
さらに突っ込んだ質問を今や亡霊となったお二方にぶつけて行くへっぽこさん。
この質問には、オドラ様がお答えして下さいました。

ハドゥムによる浸食。
その答え(?)はオドラ様が命を落とされ、楽器精霊となった後にオーディリタの地で発見されたとの事。

命を落とされ、楽器精霊となったオドラ様が、ある日目撃した自身を殺した相手・・・
それは、ラ・オデル・・?!
えー!
オドラ様の命を奪ったのは、あのラ・オデルさんなの?!
しかも、ラ・オデルさんて・・・アイネルのトップだった?!
・・・。
ちょっとこれは・・・全く想像していなかっただけに、かなり驚きの情報ですわね。

それだけでは留まらず、アイネル首長であるラ・オデルの凶刃は、こともあろうかオーディリタへと落ち延びたブロリナ姫へとむけられていた!!!
アメリア女王の精鋭軍であるアメリアのトップともなれば、当然そんな最重要任務へと向かわれた筈でしょうからね・・・

そんな、ラ・オデルさんの後を追いかけた(楽器精霊形態の)オドラ様は、彼女の独り言を聞いたそうな。

・・・。
言葉の意味は分かりませんが。
こんな独り言をブツブツつぶやきながら、ブロリナ姫の命を狙う暗殺者・・・
マジで怖すぎるんですけど・・・。

しかし、何故にこれ程までアメリア女王時代のカーマスリビアは、言わば暴走しているとも見える状態に陥っていたのか・・・
単純にそんな疑問を抱きますが・・・

ああね・・・
きっと、今のところ証拠はないみたいですけど、黒い花の女王はハドゥムの蛇イベドルに幻惑されてしまったのではないだろうか・・・と。
・・・。
最早、奇行とも感じられる女王アメリアの行動全てが、やっぱりあの胸糞悪さ暫定ワールドチャンピオンである
ま、諸悪の根源は絶望と闇の神ハドゥムって野郎なのでしょうけれども。

