オウダーの名を継ぐ者
オドラ様とキャサリン姫の亡霊ご両人から、次々と衝撃的な話が飛び出しておりますが、続いて話はセペル派についてにも及びます。

打倒ハドゥムの為、カーマスリブの光を利用しようとする現女王ウィオレンティア・オウダーは、ハドゥムを招来せんとする不届き者だというのがセペル派の主張。
これって、ハドゥムを呼び寄せる灯台でもあるカーマスリブが、闇に打ち勝つ為にもその光が必要だという矛盾をセペル派が知らないだけなんじゃないかとも思えますが・・・

いやいや。
セペルのやってる事こそがハドゥムを呼び寄せる行為だと。
あらぁ・・・

普通に考えれば、相容れない筈のセペル派と精鋭軍アイネルが意気投合している・・・
つまり、イベドルに惑わされたアメリア女王の考えを実行するアイネルとセペル派の話が何故だか合致してしまったという事なんでしょうね。
てことは・・・なんとなく嫌な予感がしますわね。

しかも、これらの話には証拠があるとおっしゃるオドラ様。
いやいや、根拠を示さないセペル派の話なんかよりも、余程お二人の話の方が説得力ありますからね。
までも、証拠は大事ですわよね。

てことで、その証拠があるというセペルの秘密祭壇とやらをへっぽこさん自身の目で見てくる様促されました。

その秘密祭壇とやらがあるのは同じくいばらの森。
少し北に行った場所にあるようです。
てことで、キャサリン姫とオドラ様の亡霊お二人とはお別れして、秘密祭壇へと向かってみることに。

またも森の中に祠の様な物を発見し、早速中へと入ってみるへっぽこさん。
そこには・・・女神シルビアの像らしきものと・・・セペルの秘密祭壇がありました。
秘密祭壇って書いてある以上、あまり秘密な感じはしませんけども。

しかし、嫌でも気になっちゃうのは、祭壇に巻き付くようなヘビのオブジェ。
ああね。この時点で嫌な予感は的中しちゃった様なもんですよ。

その祭壇には、
母が真実の蛇を与え、認めてくださった?
はぁ?
だから私は、今からセペル・オウダーであーる!
やはり、セペル様って輩もイベドルに惑わされていましたか。
そりゃ、アメリア女王の意向を実現しようとするアイネルとも話が合いますわ。
てかねぇ・・・自分に都合良い考えばかりをすんなり飲み込んじゃう人って・・・
少しは色々な事を冷静に見るようにしましょうよ。
そんなんだから、どいつもこいつもイベドルなんて

