歌好きな王女
次に向かったのは島の中央広場です。

中央広場と言ってもかなり広い場所なのですが、その中でも西側らへんに向かったへっぽこさん。
ここで、住民の噂話に耳を傾ける必要があるそうです。
例の音楽家さんからの依頼です。
夜な夜な聞こえていたという美しい歌声の主は誰なのか。
それを調べるお仕事。

てことで、花壇の適当なところにもたれ掛かり、住民の話を盗み聞くへっぽこさん。
無事依頼は進みましたが、どんな話が聞けたのか良くわかりません。

とりあえずは、何らかの情報が得られたみたいなので、音楽家ミュリゼルさんの所へと移動。
住民から得られた情報をお話ししてみます。

得られた情報は・・・かつてこの島は王女様たちの教育の場だった!
・・・。
これは他の依頼の途中でもお聞きした話ですからね。
それで間違いないとは思いますが。
で?
だから?

ああ。
王女様たちの教育の場であったならば、音楽も必修科目だっただろう。ってですか。
まぁ・・・そんな感じもしますけど。

だったらイザベルさんに話を聞いてくれ?
また、イザベルさんですか。
てか・・・美しい歌声の主を探しているのに・・・
それをイザベルさんがご存じなんですかね?

しかし、イザベルさんからは予想外の答えが返って来ました。
美しい歌の主に・・・心当たりがある?!

なぜならば、王女様の中に歌がお好きな方が居たから。
・・・。
あのー、野暮なことを言うようではございますが、好きだからと言って美しい歌声の主とは決まって居ないような気がするんですけど・・・
そりゃ、「好きこそ物の上手なれ」とは言いますけど、「下手の横好き」ってな場合もございましょう?

まあ、とにかくイザベルさんはその思い浮かんだ方が美しい声の主だとお考えなんですね?
なるほど、なるほど。
で、肝心のその方のお名前は・・・?

教えてくれないのかーい。
てか、自分で調べろってですか。
にしても、灯台の頂上で姫様の歌声を感じろ・・・て。

