流浪団の主導者

よく見れば、そのラッコ族と対峙している形で集まっていたのは、どうやらパプー族です。
しかし、彼らとも会話は出来ません。
てか、先年戦争が行われていると噂でしたけど・・・
まさかこの小競り合いが戦争?
ま、どちらとも言葉が通じないので何故ここで彼らが見合っているのか、その理由はわかりませんけども。

話が通じない状態ではどうにもならないので、先を急ぐ事にした影武者さん。
ナビゲートが示す場所に近づいたところで、パプアクリニの知識を獲得出来ました。

小さなこの島の北端には港湾施設の様なものがあり、そこには3名のベンスさんの姿がありました。
その内、お一方のお名前はベンス・ラミュートさん。
この方が話に聞いた、ラミュート流浪団の主導者らしいですね。
それよりも、隣に見える大きな島の方につり橋(?)やら人の気配がする施設が見えるのが気になります。
やはり、あっちの島も一まとめにパプアクリニって事なのかしら?

とりあえず、流浪団主導者ベンス・ラミュートさんに、はじめましてのご挨拶。
・・・。
見た目でどうこう言うのはアレなんですが・・・
流浪団とか大層な名前の集団を率いるボスとしては、あまりに普通な感じの方に見えますね。

そんな影武者の感想をよそに、早速本題へと入るラミュートのボス様。
貴様は、百戦錬磨の冒険者らしいな?
・・・。
まぁまぁ。
この危険に満ちた砂漠世界各地を渡り歩いて、いまだ生きているって事は多少百戦錬磨と言っても間違いはない感じですかね。

そして出された流浪団ボスからの要請は、島に向かったまま帰らない流浪団メンバーの救出。
ああ、パプアクリニに向かったまま、帰らない団員がいるとかって話でしたね。
ん?
てことは、この小さな島で行方不明ってのも考えにくいので、やっぱり隣の大きな島もパプアクリニって事になるんでしょうか。
となると、例の先年戦争とやらもあっちの島で行われている戦いなのかな?
とにかく、この要請に応えてくれるのならば、ドキドキして眠れない程の手当が頂けるそうです。

あやふやな報酬内容しか聞けなかったせいか、何故か流浪団には1億シルバーの活動資金しかないじゃない?なんて話をする影武者さん。
1億ってどこから来た情報なんだか。
団の財政状況を知るために適当な金額を言ってみたんでしょうか?
するとベンス・ラミュートさんから帰ってきたのは、「精霊の卵はすぐに見つかる」という言葉。
例の999億のお宝ってやつですわね。
でも・・・わたくしとしては、そのお宝話も眉唾物だと思っているんですけどねぇ。
本当にそんなお宝がこの島に眠っているんでしょうか?

