壊れた船

パプー族の姿に遁甲したまま、えっちらおっちら現地へ向かってみますと、浜に小舟がある場所へと到達しました。

その小さな船着き場には他のパプー族さんの姿もありましたが・・・
ま、先に船の確認にいってみましょうか。

浜に打ち上げられた様な感じのその小舟はどうやら壊れているみたいです。
ふむ。
嫌な予感がしますねぇ・・・

さらに詳しく調べてみますと、最近まで誰かが乗っていた痕跡が残されている様でした。
やっぱりこの船が、行方不明の少年のものなんでしょうか?

最近まで誰かが乗っていたにしては、随分ボロだなぁと船の残骸を眺めておりますと、何やら貝手紙というものを発見。
貝手紙ってなんぞや?という感じですが、貝殻に文字でも刻まれているものなんでしょうか?

しかし、パプー族の文字など読めるのか?と疑問に思っていたところ、パプーの姿に遁甲している影武者さんには、自然とそれが読めてしまう様でして。
なんとも都合良い話だなぁと思いながらも一安心。

肝心の内容はと言いますと、必死に操船技能(?)を向上させようと努力する人物の手記でした。
やはりこの貝手紙を残したのは、世界旅行を夢見る行方不明の少年だったのでしょうか?
だとするならば今彼は何処に?

1366回も失敗しながら諦めない貝手紙を残した人物ですが、ついにはミッション(?)成功したそうでして。
恐るべき執念だなぁとただただ感心してしまいました。
が。
成功したのに、壊れた船がここにあるというのは、どういう状況なんでしょうか?
次なる目標をもって出航したその時に何かトラブルでも起きたのでしょうか?
・・・。

ミッション成功後のこの人物の行方が気になる所なんですが、一応ここで壊れた船という知識を獲得。
まさか、都合良く船だけこの船着き場に帰ってきたという事は無いと思いますが・・・
だとすれば、乗組員は今何処に?
船を修理するための材料でも集めに行ってるのか・・・な?

