伝説を受け継ぐ者

とは言え、普通に山の上の道端なので、ここが伝説的な公演の場所だとか良くわからないんですけども。
しかし、その伝説の場所で謎の解説が入りました。
その案内によると、ラッコ族伝説の音楽家「紅キッ」は演奏しながら歌う二人組。
魅惑のデュオって感じみたいです。

彼らはラッコ族の間ではかなり有名な存在だったそうでして。
民族を代表する売れっ子だったみたいです。
ま、この島限定のローカル人気だとは思いますけども。

しかし、それ程人気の音楽家でありながら、深淵の真珠魚教に島を追い出されてしまったそうな。
あらあら。
教団的には人々を熱狂させる音楽家なんて邪魔な存在だったんですかね?

とりあえず、紅キッの伝説に触れたところで、最高の指揮者様のところへ戻る様に指示が出ました。
てことで、山を下りマエスティオさんの元へと帰還。

マエスティオさん曰く、彼らの音楽はまだ終わっていない!
だそうですが。
それは単にあなたが紅キッの熱烈なファンだからなんじゃないですかね?
だって、紅キッのお二人は島を追い出されてしまったんでしょう?

ですが、終わりではないというその真意は、紅キッの意思を自分がついで新たな音楽を創ろうという話みたいです。
ああね。
それはそれは、紅キッと同じ音楽家として大きな目標でございますわね。

で。
壮大な夢を語ったマエスティオさんは、未来の公演に影武者さんを招待して下さいました。
ああ・・・ね。
ま、そんな機会があれば・・・是非・・・

こうして、また一つ依頼を完了。
伝説の紅キッ公演場所という知識を獲得出来ました。
ところで。
紅キッって・・・
なんて読むの?
こう?べに?くれない?
ま、どっちでも良いですけどね。

