種族の為に

やはり種族の為に「不本意ながら」夢を諦めざるを得なかったのか。
その辺のお気持ちを詳しくお聞きしていきます。

彼の答えは明白でした。
ラッコ族の為を思えば、個人的な夢は諦めるしかなかったと。

それは、この島のラッコ族として生まれた身としては当然。
しかし、そう言う彼の言葉は、彼自身を納得させる為の言葉に聞こえます。

そう言いながらも、やはり心の何処かで種族の義務や制度に疑問を抱える彼。
そりゃそうですわよね。

人生において、「もしも」はあり得ないんですが。
それでも、夢を追いかけていればきっと幸せだったんじゃないだろうか?とおっしゃる兵士さん。
まあね。
そういう決断をしたらしたで、別の悩みは生まれていたんじゃないだろうか?とは思いますけど。

こうして、種族の掟に従い、現場で働く若者のの声を聞いた訳ですが・・・
その結果どう思ったのか。
それを拘束された若者に伝える流れとなりました。
いやはや。
なんというか、拘束された若者が知ってほしかった現実を、ただ目の当たりにした感じになっちゃいましたね。
実際に兵士として働く若者の言葉を聞き、やっぱり俺の意見は間違っていないだろう!と拘束された若者は言いたかったに違いありません。

それでも種族の為を思い、夢を諦め戦士として働く若者は立派でしょう?とか思いつつ、拘束された若者の元へと帰る途中、島の高い場所で気になる施設を発見。

見晴らしのいい警戒所という知識を獲得出来ました。
でも・・・
この立派な施設の数々は、夢を諦めた彼の様な人が頑張っているから維持できているんですよねぇ・・・
個人的な夢か、それとも種族の繁栄か。
なんともまぁ。
ほんと、難しい問題に巻き込まれちゃった感じですよ。

