種族を越えたお友達

恋人同士か?と思ったんですが、パプーさん曰くお友達だそうです。
ほう。

相容れぬ種族間の関係を越えた水泳などを楽しむ仲間・・・
ああ・・・泳ぎ友達ですか。
まあ、普通に遊び仲間って感じですかね。

とは言え、ラッコ族の彼はこの様な交流を人に見られてはならないと相当警戒しているご様子ですわね。
戦争中のこの島で、敵対するパプーと慣れあっている事実を誰かに知られれば、同族に袋叩きにあってしまいそうですものね。

だから、ここで見た事は他言無用と。
ええ、ええ。
ラッコ族側に潜入したり、かと思えばパプー族側に潜入したりしている当家が、こんな話を誰かにチクれる道理がありませんよ。
分かってますよ。黙ってます。

こうして、ラッコ族と交流を重ねるパプー族の方は、
「お前、ここで見た事をしゃべんじゃねーぞ?」
と、へっぽこウォリアーに言い残しつつ、軽やかに去って行きました。

てことで。
とりあえず、今回の騒ぎの発端であるベンス・ジョアンナさんに顛末をご報告。
ま、あなたが大騒ぎしたおかげもあって、海底に横たわるパプー族を目撃したときにはわたくしも相当ビビりましたけど。

とにかく、事故が起きたとかそういう話でなかったのは良かったですね。

こうして、ジョアンナさんより
やっぱりというか、結局999億のお宝話なんて、微塵も出てきやしませんでしたわね。
ですがまぁ・・・
いつかまたこのパプアクリニエリアにも何か異変が起きるかもしれません。
てことで、その時までさらばラミュート流浪団。
さらばパプアクリニ・・・

