Mehr Licht！

　さてと先日もまた、砂漠世界を旅する冒険者にとって結構（？）重大な異変が起こりました。




　なんと！過酷な冒険の旅を日々応援し続けてくれる場合によってはちょっと小煩い頼りになる仲間である（4等級）妖精さんが、レベル50まで成長出来る様になりました。




　これに合わせて「恵みの手」なる新たな技をも習得出来る可能性が生まれたそうでございます。




　てことで早速。

　長年、当家に付き従って下さっている自慢の妖精さんもレベル50へと成長して頂きました。


　ま・・・長い間にイベントやらなにやらで頂いた成長素材が結構手元にあったものですから、この作業成長は一瞬で終了してしまったんですが。


　んで、取得したスキルはというと実に要らないスキルの代表格と思われる「乾かない井戸」。

　・・・。


　いやね。別に新スキルを覚えてくれっていう訳じゃないんですよ。

　当家としてはね、どうしても欲しいのは周囲を明るく照らしてくれる「夜明けの星」な訳でして。   


　てことで、結果が出てからノータイムで、スキル変更に使う「ティアのビーズ」を投入することを決意。

　ま、これもイベントやらで何時だかに頂いたやつがあったからなんですけど。

　（ちなみに、現在マイレージ商店でティアのビーズが安売り中です）




　で。結果こうなりました。


　いやぁぁぁぁぁぁ！

　出たよ！出ましたよ！「夜明けの星」！


　今から何年も前の話になりますけど、あれほど欲しがりながら結局手に入らなかった夜明けの星。

　その後、スキル変更システム（笑）が来てから、少しずつ有用なスキルを取得していった当家妖精さんなんですが、これまで夜明けの星だけは取得出来ずじまい・・・

　それがやっと・・・


　新スキル？

　そんなものは良いんです。

　エリクサーとか自分で飲みますから。

　そりゃ、妖精さんが勝手に口に流し込んでくれるほうが楽なんでしょうけれども。




　これにより、深夜真っ暗な農場で畑仕事をこなしたりしていたへっぽこさんが、明るい環境で農作業に勤しむ事が可能になりました。

　いやぁ・・・世界が変わりましたね。


　もちろん、薄暗い洞窟内での狩りにも重宝する事でしょう。

　まだ、そうした現場には一度も行ってませんけど（笑）


　ん？

　そんなに暗いのが嫌ならば、アタニスホタルって便利なものがあるじゃねーか。って？


　いやぁ・・・ほら。在庫管理が面倒じゃないっすか。

　使おうと思ったときにバック内に無いとかってね。

　とにかくアレが面倒だったので結局買わなくなりましたんですよ。


　そんな訳でございまして、ズボラなへっぽこさんにとって神の様な妖精スキルが手に入った結果となりましたが、結局新スキルについては何もわからぬままです。ごめんなさい。




　そんな妖精さん関連の異変と共に、PvP好きな冒険者おまちかねのソラレの闘技場レギュラーシーズンも開催されました。




　今回、新たなマップが3種公開され、ランキングには影響しない練習モードなるものも追加されました。

　そして、戦場ギミックにより付与されたバフを表示する機能なんかも追加されたのも注目点かと。




　前回プレシーズンとの一番の違いは、開催時間が曜日ごと違う時間に設定されている事です。

　これで、前回時間の都合であまり参加出来なかったという方もより参加し易い環境になったのではないかと思います。

　ま、ソラレばかりやっていると狩りや採集の時間が取れないじゃん！という方も多いかとおもわれますが。


　
　サマーシーズン真っ最中の中、またいろいろと忙しさを増す砂漠世界。

　とにもかくにも、わたくし的には夜でも明るい環境で冒険が出来る様になった事が一番嬉しかったか・・・な？

新たな土地へ

　ろくな説明もないまま、謎の依頼主ランドさんに雇われてしまったドラカニアさん。




　契約内容もあやふやだし・・・これ絶対後で揉めるパターンすよね？

　ま、この砂漠世界では良くあることだと諦めるしかないですけど。


　てことで、とりあえずはバラクス祭壇という場所に行ってくれという指示を頂きました。


　バラクス祭壇？




　と、ここでまたお邪魔虫闇ちゃんが登場。

　ランドさんを見て隙だらけとは、貴方は一体何を狙っているのやら。




　ああ・・・冬の山に入るのに必要だとか言う通行証が手に入ったので、依頼を無視してに逃げてしまえば良いんじゃね？と。

　ほんと貴方は何時でも〇ズっぷりがぱねーそんなんですわね。




　しかし、ドラカニアさんとて冒険者の端くれです。

　依頼を受けたらちゃんと仕事をこなしますわよ。


　にしても、バラクス祭壇に行って・・・火鉢にあたり・・・雰囲気を把握せよ？

　なんですか？この次の目標は。


　ま、四の五の言わず、現地についてみれば分かる事ですかね。




　で。

　問題のバラクス祭壇とやらはどこなんだい？とワールドマップを開いてみましたら、目的地はドベンクルンの街から遥か東の方。


　雪国スタートと言いながら大分お預けを食らったような感じでしたが、いよいよ、いまだ足を踏み入れていない未踏の地へと向かう様です。

　内心、ちょっと盛り上がって参りました。




　が。

　お馬さんを用意しておくのを忘れたというね。


　までも、依頼完了のタイミングで移動速度アップのバフとか頂いてますのでね。

　このまま現地までダッシュしましょうか。




　そして、やがて見えてきたバラクス祭壇。


　早速、お会いしたことのない方を示す？マークがお出迎えしております。

　そんなバラクス祭壇周辺の雰囲気はと言いますと・・・




　あら。

　意外と賑わってますわね。

　祭壇と聞いてもっと静かな場所を想像していたんですけれども。


　何気に厩舎番さんもいらっしゃるし・・・

　ここはちょっとした町・・・なの？

ランド

　突然現れた依頼応募者を前に、ド緊張状態の依頼主（？）さん。




　ぬぁっ！とか言っちゃってますし。

　ここまでくると何か微笑ましく思えてしまいます。


　そんなに緊張なさらなくても良いのに。

　ま、悪い人ではなさそうに見えますけど。




　しかし、これほど慌てたご様子ですと、余程この依頼を誰かにお願いしたいとかそういう事情があるのか・・・




　で。

　急な自己紹介です。


　この狐の様な方、お名前をランドさんというそうです。


　どうもどうも、初めましてドラカニアな冒険者です。


　てか、ぬぁぁっ！とか言ったと思えば、今度は我が輩と来ましたか。

　一体どんなキャラクターをしていらっしゃるのやら。




　で。

　そのランドさんの代わりに果てしない冬の山に登ってくれる冒険者をお探しなんだそうです。


　・・・代わりって事は、あなたは冬の山に登らないんですね？

　ほう・・・。


　寒いのが苦手なのか・・・特別、登れない理由でもあるのか・・・？




　そして、ろくな話もしていない内に何故だか合格を出されてしまいました。


　さっきまでド緊張だったくせに、依頼の話になるや超強引ですわね。




　てか、詳しい依頼内容とか、まだ何も聞かされてないんですけど？

　仕事はまさか冬山に登るだけ？


　第一、報酬は望みのままなんて聞きましたけど？

　その仕事内容が山登りって・・・

　んなわけないですよねぇ？




　しかし、仕事内容よりも報酬の話に食いついたランドさん。

　報酬を渡すのは別の人？


　・・・。


　報酬の話になった途端、妙に動揺している感じなんですけど。

　最初からなんか変な依頼だとは思っていましたが、またさらに怪しい雰囲気が漂って来ましたねぇ・・・

正体不明の依頼主

　傭兵事務所2階で待っていたのは、やけにカラフルな装束の依頼主。




　てか、それ以前にこの方・・・お犬様？

　いや・・・やけに大きなしっぽやら、耳の形を見る限り・・・狐さんかしら？


　どちらにせよ、よく見かける獣人族とは完全に雰囲気が違いますね。




　で。

　なんだかヤケに勢いのある依頼主さんですわね。


　てか、年齢云々の前にてめぇどう見ても狐じゃねーか。
　
　そっちの方が余程大きな問題だろぅ？




　なーんて心の中で軽く突っ込んでみたんですが・・・


　ん？

　あれ？




　もしかして、わたくしが来たことにまだ気づいていらっしゃらない？


　依頼に興味を持った冒険者が来た時の為に、その対応をシミュレーションしていらっしゃる感じ？




　どうもそんな感じですわね・・・


　狐獣人の世界にもタメ口とかそういう概念があるんですねぇ・・・




　てか、いつになったらドラカニアさんの存在に気が付いて下さるんでしょう？


　ま、面白いのでこのまま黙って見ていても飽きませんが。




　それにしても、傭兵事務所に依頼を出したものの、なかなか人が集まらないみたいですわね。


　報酬が足らない？

　いやいや、報酬は望みのままって条件でしたでしょう？


　ま、逆にそれが怪しさ満点な感じの依頼になってしまっているんでしょうけれども。




　で。

　やっとドラカニアさんの存在に気が付いて頂けたみたいですね。


　ええ、ええ。

　依頼を聞いてやってきた冒険者でございます。




　そして、狐さんの口から出た言葉は・・・


　あらー。

　貴方、何処からどう見ても、むっちゃ緊張している感じ丸出しですわね。

　さっき迄の一人芝居シミュレーションなど全く無意味じゃないっすか（笑）。

怪しげな依頼

　冬の山方面で起きた騒動を受け、求人依頼が殺到するドベンクルンの傭兵事務所。




　幾つかの求人募集に目を通したドラカニアさんでしたが、これぞという募集は見当たりません。

　そんな様子を見ていた傭兵事務所所長オデルフィンさんが次に提示したのは・・・




　とっておきの依頼。


　あら。

　そんなのがあるんですね？


　ただし、あまり大きな声では言えない様な依頼みたいですが・・・

　果たしてその依頼内容とは？




　と、依頼内容が気になるこのタイミングで知識獲得です。　


　ま、大した知識じゃありません。




　さて、問題の極秘（？）依頼なんですが・・・


　報酬は望みのまま・・・？


　求人募集でこれって、色々な意味で相当ヤバいやつですよね？




　やはり、オデルフィンさんのお父様もこの依頼には警戒しているとか。


　ですよねぇ。

　お父上のジェリズさんは世界を冒険してきた元傭兵ですものね。

　そんな方からすれば、この依頼・・・なんかやばくね？と直感が働いたんでしょうね。




　で、結局。

　依頼を受けるかどうかは、依頼主に直接会って決めてくれ的な流れとなりまして、傭兵事務所の2階にいらっしゃるというその方にお会いしてみる事にしました。


　ここの傭兵事務所に2階なんてあったんすね。




　そこで待っていた依頼主さんは・・・


　何やらカラフルないで立ちの方ですね・・・


　てか、しっぽはえてますけど。

　人？

　これまで見たことのない種族かしら？