反逆者の想い
炎の力を使いベルモルンの烙印さえ消すことが出来れば、あとは炎を自由にして構わない。と、ある意味こちらにも都合の良い提案にも思えますが・・・
いまだにカルフェオンに対する怨念は持ち続けていらっしゃる様ですし・・・
色々引っかかる点もあるんですよねぇ・・・
そんな感じで、返答に困っていると・・・

さらにジョルダインさんが語り始めました。
ああね。
明らかにこれは、快い返事が返ってこないのでドラカニアさんを説得しにかかっている感じですわね。

ベルモルン事件のおかげで、今や自分は大陸の有名人。
いまだそのせいで、大変なご苦労をなさっている・・・と、ね。
まあねぇ・・・悪事千里とも言いますし。
この悪名は当分消えないでしょうねぇ・・・

しかし、そんな悪名を大切な人に背負わせる訳にはいかない・・・
あらぁ。
ここで急にお惚気トークですか。
「その人さえ傍に居れば十分だ」
それを真顔でおっしゃいますか。
いやいやいやいや。
そのセリフはジャレットお嬢様ご本人に言って差し上げて下さいな。

てか、ベルモルンの烙印って、今もそんなに問題のある物なんですかね?
そんなにどうしても消さなければいけない物なの?
もう、面倒くさい事など言ってないで、今すぐジャレットお嬢様と二人でどこへでも好きな所に行ってしまえばいいのに。

でも、どうしても彼のいう汚れとやらを消さなければならないんですね・・・
うーん。

で。
ジョルダインさんの
ジョルダインさんと手を組むか・・・それとも・・・

どうすべきかと悩むドラカニアさん。
またそこにランドさんが口をはさんで来ます。
仲良し・・・?
いやぁ・・・仲良しどころか、昔ひと悶着あったお相手なだけですよ。

なーんて話をしていたら、ランドさんの口から驚くべき発言が飛び出しました。
んん?
仲間にすれば頼りになりそうだ?
ちょっと、ちょっと!ランドさんたら・・・
この節操無い感じ・・・
うちの

