襲撃者!

どうしてもイニックスの炎の力が必要だという、ジョルダインさんの切実なる想いを聞かされたドラカニアさん。
まぁ・・・色々と不安な点は御座いますが、炎を取り合いするよりは、協力してゲットした方が良いのか・・・な?
考えた末、ジョルダインさんと手を組む事を決めました。

ま、依頼主であるランドさんがこの提案に対して変にノリノリでしたからね。
わたくしが。というよりもランドさんの意見を尊重しての決断です。
こうして、イニックスの炎を求めての旅に、ジョルダインさんという新たなメンバーが加わった訳ですが・・・
早速、ランドさんが突っ走り始めました。

頼りになりそうな仲間が加わって嬉しいんですか。そうですか。
んで。
とりあえず、お手本を見せて下さる?

ああね。
とりあえず、魔女の試練についての情報整理ね。
ま、いまだわたくし、その試練について知識が皆無ですから。
色々教えて頂けるとありがたいですわよ。

て。
読めないんかーい。
こんな調子で大丈夫なのかしら?

と、その時。
小屋の外で・・・地響きが??
んん?

地響きと共に、小屋の外に現れたのは・・・
随分と強面な方ですね・・・。
変異の奴ら?
それって、どういった類の方なんですかね?
ま、どう見てもフレンドリーな方には見えませんけども。

そんな変異の方が登場すると、ランドさんは大慌て。
今すぐ逃げないと!
なーんて慌てていらっしゃいます。

その様子を見ていたジョルダインさんはブチ切れです。
ま、ジョルダインさんの様子を見る限り、ちょっとばかしヤバイ状況ってな感じが致します。

さて、どうするか?
そう考えるよりも先に、ジョルダインさんが動きます。
俺様が変異の注意を引くから、そのキツネをどうにかしろ!
と。

すると次の瞬間、どこからともなくドラゴンが現れました。
ああ。
あれが噂のブラックドラゴン(の子供)さん?
やっぱりジョルダインさんが操っていた(?)んですねぇ。
そのドラゴンさんに変異とか言う野郎が気を取られている隙に、この場を離れる作戦っすか。
OK、OK。
じゃ、ちょっくらランドさんを担いでとんずらしますわ!

