太初の鷹アベッス、ノールの物語
何やら、規律を破ってまで助けて下さるとの事でしたが・・・

ん?
本を読んで、自分で手がかりを探すの?
ま、とりあえず基礎知識的なモノを知ってからでないと助けられないという事かもしれませんし・・・
こうした資料を見せて頂ける事自体、特別扱いなのかもしれないですわね。
OK。OK。

手がかりを探すべく閲覧する資料は・・・
「太古の鷹アベッス・ノールの物語」
はい、来ました鷹アベッス!
これで、やっとアベッスの意味が理解出来るかしら?
あれ?
太初の鷹アベッス、ノールの立場から書かれた・・・て。
太初の鷹アベッスの名前がノールさん?
「ノール」ってどこか勝手に種族の名かと思ってたんですけど・・・個人名?
てことは、アベッスはやっぱり種族的な意味なのかしら?
たとえば獣人の意とか。
つまり鷹アベッスは鷹の姿をした獣人的な?

とにかく、本を読み進めて行きましょう。
物語は、かつてこの地に住んでいた人間とノールさんとの問答から始まりました。
この地を去ろうとする人間とそれは何故だと問いかけるノールさん。
かつてここはマッシェ様の地だった・・・
マッシェ様・・・また新しい誰かが登場しましたね。
人々がこの地を去ろうとする理由は、変異人間が現れたから。
変異人間?
変異って・・・ジョルダインさんの小屋を襲撃してきたあの強面さん?
え?
彼ら人間なん??
変異してあんなんになっちゃったんですか?

そして、ノールさんがこの場所を訪れたのは何故かと問いかける人々。
それは、この地の地下に輝く種が見えたからと答えるノールさん。
鷹アベッスというくらいですから、やっぱりノールさんは鷹っぽい外見なんですかね?
故に目は鋭い感じ?

しかし、この地の人々にはそんな種など確認出来なかったそうな。
ほう・・・
そもそも、輝く種って一体何なんでしょうかね?
シンプルにそのまま、光る何らかの種なのか・・・
それとも、また別の意味なのか。

とりあえず、ノールさんの見たという種が確認出来なかった人々は、ここで被害妄想を爆発させます。
あらあら・・・

あんなア〇の言う事など無視して、さっさと山へ行こうZe!
そう言い残し、この地を後にする人々。

一人残された鷹アベッス、ノールさんは・・・
その輝く種を収穫し、この地を開拓することを決めたそうです。
つまりこれって・・・今居る「風のノールの巣」の人々(獣人族)のご先祖様のお話ってことかしら?
へぇ。

