さらに北へ
この申し出に対しランドさんは・・・

ドラカニアさんと一緒に行くのね?
ま、ま。
一応、貴方様はわたくしの依頼主であらせられますのでね。
一緒に行動して頂かないと色々不都合がありそうですから。
そうして頂けるとありがたいですわよ。

と、その時。
ここの厩舎番さんが我々を呼んでいる(?)のに気が付きました。

次の試練に向かうにあたって、何か注意すべき事でも教えて頂けるのかしら?

なんでも厩舎番さんは、我々が次の試練会場に向かうと聞きつけたみたいです。
情報が流れるのがむっちゃ早いっすね・・・
ま、それだけ魔女の試練に挑むなんて

そんな厩舎番さんは、我々のお手伝いをしたいと申し出て下さいました。
あらー。それはそれは。
んで?
お手伝いとは?
厩舎番さんだけに、お馬さんを用意して下さるとか?
なーんて冗談半分に言っていましたら。

マジか(笑)
いやー、こいつは助かりまっす。
何せ、冬山紀行を始める際に、適当なお馬さんを用意してくるのを忘れてしまったものですから。
でも・・・
馬碑ってことは・・・一から育てなきゃいけない感じっすよ・・・ね?

とりあえず、次の目的地のアウィナの灼熱窯?アウィナの尾?って場所はというと・・・
かなり北の方。
もう、目的地周辺はほぼドリガンの勢力圏なんじゃないかという程。
うーん・・・相当遠いっすね。

が。
一から育てるってのもまた面倒だ。と、結局ダッシュで現地へ向かうドラカニアさん。
ま、お馬さんは後で適当な時に、当家所有の手ごろなお馬さんを取り寄せようかなと。
そうして一所懸命街道を走り、やがてアウィナの尾エリアへと到達。
何やら前方に砦の様な物が見えてきましたよ!

