予言の道の果ての銀河

休む暇なく、次の試練へと向かいます。
次は・・・酷暑の魔女、レーシャさんの試練ですか。
えっと・・・最初の試練が湿地の魔女、マッシェさんで・・・
次が、荒廃の魔女、アウィナさん。
んで、さっきの三番目の試練の魔女が雷の魔女ブロンテさんね。
それぞれのお名前をいちいち覚えておく必要があるかどうか分かりませんけど、もうちょっと分かりやすいお名前の方々だとスッと覚えられて助かるんですけどね。

そんな事より四番目の試練です。
あらま。
雷の次は、いきなり銀河が出て来ちゃいました。
・・・。
いよいよ宇宙に旅立つの?
これこそ、何をどうすべきか全く見当つきませんね。

んで、ランドさんも今回はお手上げ。
ま、ランドさんに関して言えば、ここまで大抵、毎回お手上げだった気がしますけど。

でも・・・賢人様ならば!
そうですね。

すると流石賢人。
サラッと回答が飛び出してきました。
生と死を巡る銀河は、翡翠星の森の、予言の道の果てにある!
ですって。

しかし、これを聞いたランドさんは、かなり慌てたご様子。
翡翠星の森は・・・父が行方不明になった場所・・・
てことは、お父様を探しに行ったまま行方不明になってしまったという、ランドさんの弟君も向かった場所だという事ですね?
ああね・・・

一体、どんな危険な場所なのかは分かりませんが、そりゃ簡単に行くとは言えませんよねぇ・・・

ああね・・・弱いキツネや鹿は、山に入るなという言い伝えがあるんでしたっけ。
ランドさんはどう見てもキツネですものねぇ。
豹ならば行けるって話でしたけど、豹には見えませんからねぇ。
でもま。
ランドさんの助けがあってもなくても・・・
一緒に試練を乗り越えようとする、そのお気持ちは嬉しいですけども。

で。
何故貴方はそんな顔で、無配慮な意見をズバっと言っちゃうんですかね。
ま・・・これもランドさんの身の安全を考えて、あえて厳しい言葉を口にしていると捉える事も出来ますけど・・・
それにしても言葉が強すぎるんですよ、ジョルダインさんは。

