バアマキア:エピローグ
ま。
それもこれも、この世の神様が特別にお一人様向けバアマキアなんてものを用意して下さったからに他ならないんですが。

最後に、エダンさんがお呼びだという事なので、ハイデルのスズラン旅館にだけ寄ってみましょう。

旅館受付の方に、エダンさんの所在を問い合わせてみたところ。
3階を貸し切った?
あら。
エダンさん、嫌にお金持ちじゃないっすか。
シャカトゥさん辺りの、どでかいスポンサーでも付いてるのかしら?

てことで、とりあえず旅館3階へ。
すると、エダンさんだけではなく、皆さんお集りでしたね。
でも・・・ヤーズさんはいらっしゃらないみたいですけど・・・
彼女だけ、まだバアマキアから帰ってきていないのかしら?

しかし、ヤーズさん一人居ないからと言って、このメンバーが集まって揉め事が起きない訳がありません。
定番のくだらないやり取りが繰り広げられます。
しかーし。
紙面の都合上、そんな不毛なやり取りはバッサリカット。
肝心のバアマキアの調査報告へと進んで参ります。

バアマキアの管理者であるバアさんから、師匠と呼ばれた「ロークス・マハ・デキア」。
ざっくり古代人だと言う事は分かっていますが、正確にどの位昔の人なのか?へっぽこさんは知りません。

アトラクシオン生みの親とも言えるロークスさんは、占星学者で・・・建築家?
へぇ。
建築家とは知りませんでした。

そんな彼は、まず分身である「デキア」を作り、四人の戦争孤児をスカウトして「デキマ」とし、それぞれのデキマに各々4つのアトラクシオンの管理者としたって話でしたね。
ま。
最初の部分の、何故ロークスさんは分身を作る必要があったのか?って所は、その理由が良く分からないままなんですけど。
何故、自らを閉じ込める必要があったんですかね?

そんなアトラクシオンは、長い年月の間、閉ざされていた訳ですが・・・
そこにちょっかいを出したのが魔女イレズラさん。

彼女の目的は、アトマギアの心臓。
その心臓が実際どんな物体なのか?これまた良く分かっていないんですけれども。

さらには、心臓自体を目覚めさせなければいけないそうでして。
心臓を目覚めさせるには、色々とクリアしなければならない条件があるらしいぞと。

あら。ラフィーさん。
途中から何処に行ったのか良く分からなかったくせに、意外と良くわかっていらっしゃるじゃないですか。
ま。
要するにそれら心臓を目覚めさせる条件クリアの為に、我々はイレズラさんに利用されまくっちゃった(笑)って事ですよ。
という訳で、これが秘密守護団とへっぽこウォリアーによるアトラクシオン・バアマキアで知った事のまとめです。
中には入らなかったエダンさんも、一応これで概要が把握出来た事でしょう。

んで?
ここでやっと気づきます?
ヤーズさんは、今どちらにいらっしゃるんでしょうね?
と。
今回のお話はここまで。
この後、怒涛の勢い(?)で舞台はアトラクシオン・シガラキアへと突き進んで行きます。
という訳でございまして、急遽始まったへっぽこウォリアーによるバアマキアリベンジの旅はここでおしまい。
次回からまた、当家ドラカニアさんによる冬山冒険の旅の続きにあいなります。
ご清聴ありがとうございました。

