種族の為の献身

これが噂に聞いた、雪獣人の魂が向かう先・・・
命を落とした雪獣人は、この炎によって復活すると言う話でしたね。

そもそもこの場所は、酷暑の魔女レーシャがドラゴンを倒す術を人間に教えた場所・・・
それを彼らから、我々が譲り受けたのだ!
て?
急に誰?

あら。
また
とりあえず今回は、この場所の説明をなさってくれているんですね。

とにかく、雪獣人にとって大事なこの場所は、ここから去って行こうとする人間たちから自分たちが譲り受けたんだ。と、言う主張(?)らしいです。

が。
この村長のお言葉に、ジョルダインさんが冷静なツッコミを入れます。
それって・・・あんたが実際に体験したお話?
それとも、そういう言い伝えがあるって話?
と。

これに答えたのは、祭司長さまでした。
「村長は、一回も死んだことがないから記憶力が良い」
へぇ。
てことは、村長が昔実際に体験したお話なんですね。
てか。
この言葉の裏を返すと、死んだら記憶力が悪くなるって事ですよね?
雪獣人は死んでも生き返るって言っても、相当なリスクがあるじゃないっすか(笑)
生き返る度に、以前の記憶が少しずつ失われていくの?
それって、完全な形で復活出来ていないんじゃ?(笑)
あきらかに、脳の海馬とかその辺にダメージ受けてますよね?

しかし、そんなリスクがあっても、根源の炎を回す(笑)為には雪獣人の魂が必要。
根源の炎のパワーを維持するためには雪獣人の死が必要なんですねぇ・・・
時には、その為に自死することさえあるとは・・・
雪獣人稼業(?)も大変なんすねぇ・・・

な・の・に!
この村長の野郎は、一回も死にやがらない!!!
(笑)。
盛大に草生えるんですけど(笑)
村長様さぁ・・・部下に相当ディスられちゃってますけど?これって、どうなの?

流石の村長様もこの言葉にはお怒りみたいです。
でも・・・

それもこれも、こんな時の為に、誰かが記憶を維持する必要があったんだ!!
と言うのが、村長様のご意見の様です。
ま・・・大変そうですけど、その辺の揉め事は雪獣人の皆さんだけでやっておいてくださいよ。
今、わたくしたちが知りたいのは、何故に(復活できる雪獣人なのに)今死ぬわけにはいかないのか?って話なんですから。

