種族長同士の会談
あまりに滑らかなシーン移行が故に、一瞬何が起きたのか理解不能状態に陥りそうになりましたが。
とにかく、彼らのお話を聞いてみましょう。

語り合っているのは、雪獣人族の

正体不明のキツネアベッス。
ま、恐らく噂のあの方なんじゃないかとは思いますが。
実際にお会いしたことが無いので、現時点では何とも言えません。

そのお二人が交わす会話の内容は、翡翠星の森で発見された玉果に毒が付いていたというもの・・・
・・・なんだか物騒な話ですわね。

しかし、この話を聞いたキツネアベッスさんは唯々驚いたご様子。

我々はそんなもの知らない。
大体、強い毒物なんて俺ら作れねーし。
アベッスは潔白であると語ります。
まあね。
あのでかい雪獣人を毒殺するとなったら、相当毒性の強い物質を使う必要がありそうですからね。
そんなん作れないってのならば、犯人はアベッスではないと考えるのが妥当でしょう。

しかし、今あるのはキツネアベッスさんの証言だけです。
アベッスが潔白であるという確実な証拠が示された訳ではございません。

おまえが知らないだけで、アベッスの誰かがやったのかもしれないじゃん!
村長は、そう言いたいんでしょうね。
ま、要するに「アベッスの仕業なんじゃねーの?」と、完全に疑ってかかっている訳です。

それでも、アベッスの皆を信じているとおっしゃるキツネアベッスさん。
息子にカーンの座を譲るって話も出ましたし、この方やっぱりランドさんのお父上みたいですね。

種族を代表し、雪獣人との話し合いにやってきたカーンさん。
彼の名はハルシャンさんと言うそうな。
なんというか。お名前は初めて聞きましたね。
そう言えば、現時点ではハルシャンさんは行方不明という事になっている訳なんですが・・・
この会談の後・・・彼の身に一体何が?

