伝えねばならぬ事実

ドラカニアさんとジョルダインさんが予言の道を通って来た者だなんていう話は、既に村長の耳にも届いていた様ですが・・・
賢人インビッシュ様が事前に村長に話を通しておいて下さったんですかね?

すると早速、ジョルダインさんが会談の口火を切ります。
あなたが村長か?て。
頭上にエイル村村長だって書いてあるのが、ジョルダインさんには見えないのかしら?

ですが、ここで村長様は少し慌てた様子を浮かべます。
ランドさんには、ここでの話を聞かせるべきではないとお考えなのでしょうか?

しかし、ジョルダインさんはこれに同意しません。
ま・・・ここから話がどんな展開になるにせよ、ランドさんにも知る権利ってものがある筈ですよね。

そして、アベッス首脳陣(?)の前に出された例の玉果。
あら。
ジョルダインさんたら、お土産にこんなものを持って帰って来たんですね。

ああ。
一応これは、雪獣人族から託された物なんですね。
んで、村長の言う「あんなこと」というのは・・・村を襲撃しておきながら、今更仲直りするつもりか?っていう意味でしょうか。

そしてここで、ジョルダインさんの口からある意味衝撃的な事実が告げられます。
これ。毒入りよ?
と。
正確には、何時からかこの玉果が(自然と?)毒性を持つようになってしまったのか、それとも何者かによって毒が混入されたのか。
その辺、詳しく分かっていないんですけれども。

この話を聞いたタブダイ先生は、それで奴らは我々アベッスを疑っているのか?とおっしゃいます。
にしても、雪獣人をつかまえて破壊者て・・・
そりゃ、アベッスの立場からすれば、村を襲った彼らは破壊者なんでしょうけれども。
でもね。
こうして人は争いを始めるんですよ。
賢い学者様なんですから、その辺良くお分かりな筈なんだと思いますけど・・・

しかし、タブダイ先生は、唯アベッスが疑われる事に我慢がならないみたいです。
が、ね?
タブダイ先生のお気持ちも分かりますけど、互いに自分の種族の立場ばかりを言っていては・・・争いは収まりませんよ・・・

そうしたタブダイ先生の様子を見ていたジョルダインさん。
カーンも同じことを言っていた。と話します。

故にカーンは・・・
あ。
言っちゃった・・・

