イニックスを託された男

　自らの願いを叶えてくれる神を求め、オルゼカへと向かったシルバーウィロウ。




　そこで彼は、目的の神と出会い、願いを叶えようと奮闘する訳ですが・・・


　これまでの話からすると、この神様ってのはクザカですよね？

　んで、その神様から言われた事は、とにかくイニックスを探してこいという要請。


　イニックスを求め、冬山に戻ったシルバーウィロウさんは・・・

　神に騙された事を知った？！




　何故ならそれは、イニックスこそが神を滅ぼす炎だったから。

　願いを聞く代わりに、その神が最も恐れるものを奪取して来いと言われれば、そりゃどんなア〇でも怪しいと思うってなものでしょう。


　これって、復活したラブレスカに教わったんですかね？

　てか、ラブレスカは何度も生き返っているみたいですけど、あのドラゴンは不死なの？

　それとも、イニックスの力がある限り、何度でも蘇る事が出来ちゃう感じかしら？




　とにかく、願いを叶えてくれるかと思った神に騙されていると知らされたシルバーウィロウは、今度はラブレスカと仲良くなったそうな。

　それを盲目的な恋と表現するのはいささか問題ある感じに思えますけど、ラブレスカの方も彼を頼ったみたいですね。

　具体的に、何をどう頼ったのかまでは分かりませんけれども。




　しかも、ラブレスカはイニックスをシルバーウィロウに託した？？


　んん・・・ラブレスカは、何故そんなことまでして、彼に何をして欲しかったのやら。


　・・・。

　まさか、イニックスの力でクザカを倒してこい！って事？

　だとしても、何故にドラゴンであるラブレスカがそれを願ったのでしょう？




　このラブレスカのとった行動に対し、六魔女たちは沈黙。

　彼女たちにも何か思惑があったと言うのでしょうか？

　わかりませんけど。




　しかし、イニックスの力を託す行為には代償が伴っていたそうでして。


　ラブレスカの中のもう一人の自分。ってのが良く分からん話ですが、とにかくそいつに食われそう（？）になる事態に。


　挙句に、イニックスを託されたシルバーウィロウさんも帰って来ない・・・

　一体、彼の身に何が起きていたのか。




　そうこうしている間に、六魔女は死に、人間たちが蜂起。

　魔女亡き後は、自分たちがドラゴンと戦わなければならないと声を上げる者が現れた。と。


　あらー。

　イニックスを託したシルバーウィロウは行方不明だし、もう一人の自分には食われそうだし、人間どもは抵抗する姿勢を見せてくるし。

　こりゃ、復活したラブレスカさんも大変ですわね。


　んで？

　どうなりましたか？




　おいおい、マジか。

　ここまで話しておいて、後は自分でぐぐれ真実を探し求めろってですか。


　・・・。




　でもま。

　確かに疑問はまだまだ沢山残っていますけど、新しく知れた事柄も多かったので良いですよ。

　このまま冒険を続けていれば、さらにまた別の歴史的事実と出会えるでしょう。


　んで？

　表に誰か来た？

　んん？

　こんな寂れた変な博物館に誰が来たというんでしょ？