Shooting Star
きっとジョルダインさんも正気を取り戻す筈!

香りを嗅いだ途端、ジョルダインさんは立ち上がりました。
こ う か は ば つ ぐ ん だ !

そして、してやられたと言った感じで彼が放った言葉は・・・
ちくしょう!

大層くやしそうなジョルダインさんを見たランドさん。
ふと、こんなお話を始めます。
誰かを愛してるってのはなぁ・・・
それはつまり、一緒に流れ星を見たいってこった!
・・・?
まぁ・・・あながち間違いとは言えませんけど・・・

さらには・・・
考えてもみなさい。
愛する人と流れ星を一緒に見るという事がどれだけ難しいか!
ん?
そりゃそうなんですけど、話の趣旨が若干ブレてません?

結局、ランドさんは何がおっしゃりたかったのやら。
何の説得力も無いまま、「愛は裏切らない!」と断言して終わっちゃいましたよ。

一方話を聞いたジョルダインさんは・・・
なんか適当に流している感じですね。
それよりも。
何故にジャレットお嬢様の香水を持っていたのか?
何に使うつもりだったのか?
その辺が気になる様です。
一応、ロイク・ミルズさんから譲ってもらった品だとはおっしゃってましたが・・・
ロイク・ミルズさんも何故香水をランドさんに託したのでしょう?

しかし、ランドさんから出た答えは、持っているのを忘れていたという話だけ。
うーん。
ロイク・ミルズさん的には、ジョルダインさんがまたベルモルンに飲み込まれるとか、そういうもしやの時を想定してランドさんに香水を託したんじゃないかって気もするんですけど・・・
ランドさん自身は、何も考えてなかったみたいですわね。

それよりも。
今回の一件で、ジョルダインさんは大変な弱みを握られてしまったみたいですよ?
ま。
仕方ないっちゃあ、仕方ないです。
ジョルダインさんは、しばらくこの件でいじられるのを覚悟しなきゃいけませんね。

で?
ところで君が見た幻覚は?
ん?
・・・。

