創られた歴史

ここまで、幾つか災難に見舞われた感じで、特別自分たちで何かをした訳ではないんですが・・・
結果的に目的は達成出来た形になったので、これで良かったのかな?

ま。
マクタナンさんも義理堅いドラゴンさんだった様で、それも良い結果を齎してくれたみたいです。
ただし、彼は人間を嫌っているみたいですけれども。

さてここで。
またジョルダインさんが、謎の質問をマクタナンに投げかけます。
シェレカンの思わぬ失態って・・・どの話?

シェレカンが殺人?
ドラゴンと戦ったのではなく?

ランドさんもこの話についていけてるの?
また、わたくしだけ蚊帳の外?

で。
ここからの展開はより難解なんですが・・・
突然出て来た「アクム」という人の名でちょっと思い出しました。
ドベンクルンの町で見た歴史書の事を。
そこに記されていたラストシェレカン(笑)アクムさんの話を。
で。この話によると、伝説のチェンガシェレカンが殺めたのは、ドラゴンではなく人間だった??
ドラゴンを倒したというのはアクムさんによる捏造・・・?

そういえば、太古の混沌さんもこんな変な事を言ってましたね。
ここで言うドラゴンハンターとは、つまりシェレカン様の事。
彼らは、仲間の娘の血を被ってドラゴンハンターになった・・・
娘・・・
ドラゴンの話かと思ったら、これは人間の娘だという事??

確か伝承によると、アクムさんがトシュラ周辺でドラゴンを倒し、ドラゴンの血と呪いによって今や廃墟と呼ばれる呪われた地になってしまったって話だったと記憶していますが・・・
その時浴びた血によってアクムさんは弱体化。
後にお亡くなりになってしまう訳ですが、この時浴びた血ってドラゴンの血じゃなかった・・・??
そうなると、根本的に話が違ってきちゃいますよねぇ。
どういう事なんでしょう?
でもま。
これだけ長生きで、ある意味当事者のマクタナンさんの証言ですから・・・
今まで聞いてきたシェレカンの歴史に何かおかしな所があるって事なんでしょうねぇ・・・

そして最後にマクタナンさんは、我々にこう告げます。
「自らを守れ」
この世界に足を踏み入れた新たな絶望って・・・
一体何者を指すお言葉なんでしょう・・・

