入山
そんな彼を見て、強い言葉を投げかけるジョルダインさん。

ま・・・どちらのお気持ちも理解出来るんですけど・・・
ほら・・・ジョルダインさんがあまりの剣幕でお前も山を登れなんて言うもんだから、ランドさん猶更落ち込んだ感じになっちゃったじゃないですか。

さらにランドさん。
こんな事もおっしゃってます。
ああね。ご尤も。
どうやら、彼の意志は固い様ですね。

そして最後に、山で行方不明になった弟君の事を頼むと我々におっしゃいました。
なんというか、悲痛なお願いですわね。

するとこれ以上はジョルダインさんも何も言いませんでした。
結局、冬山へはドラカニアさんとジョルダインさん二人で入る事に。
ま、ランドさんは両名の無事を祈っていてくださいな。
弟君の件は頑張ってみますので。

さあ、いきなり出鼻をくじかれた感じになっちゃいましたけど、いよいよ入山です。
あれ?
ジョルダインさんたら、いきなりベルモルンフォームに変身してやる気満々なご様子ですけど、この先なんかヤバめのモンスターでも出る予定なんすか?(笑)
ま、わたくしも一応用心して向かいたいと思いますけど。

とりあえず、次に向かうポイントはこんな場所です。
果てしない冬山は相当高い山ですので、ここはまだ中腹と言った感じですかね?
そこに何があるんでしょう?
鬼が出るか蛇が出るか。
とにかく出発してみましょうか。

が。
山を登り始めて少しの所に人影があるじゃないっすか。
え?
人跡未踏な感じじゃないの?
恰好からするとバヒトラムの方々みたいですけど・・・普通に人いるじゃん。

アベッス達にとっては、絶対に入ってはならない山だと言われているこの場所も、バヒトラムの方々には関係ない話ですか。そうですか。

ですがまあ、危険な場所に変わりはない感じですかね。
ご忠告ありがとうございます。
気を付けて登山したいと思いますわよ。

ついでに。
彼らが祈りを捧げていた祭壇から、また知識が獲得出来ました。
こんな所でも祈りを欠かさないバヒトラムの方々って、単純に凄いなぁとか思いました。

