母の記憶その2

それも、随分はずれの方みたいですわね。
カーマスリブ寺院にほど近い場所です。

で。
またドラゴンの卵があるぞ。と。
あえて人目に付きにくい場所を選んでいるこの感じ。
不法投棄をしちゃう人間の心理が現れている様でございます。

捨ててあるという事は・・・やはりこの卵もお亡くなりになっているみたいです。
あらぁ・・・。

となればやるべき事は一つ。
記憶を失った筈のドラカニアさんが何故かしっかり覚えていた、例の儀式を執り行います。

何故儀式のやり方は忘れなかったんでしょうね?
どちらにせよ、こうしていれば不意に失ってしまった記憶を取り戻せるのかもしれません。

そして、またもや儀式を通じて親ドラゴンの記憶と出会うドラカニアさん。

それは・・・みているこちらが苦しくなる程の我が子を想う母の姿。
あれ程巨大なドラゴンも、人間の母親と変わらぬ母性を持っているという事なのでしょう。

しかし、そんな母ドラゴンの思いも虚しく、無事産まれることが出来なかったドラゴンたち。
悲しい話っすねぇ・・・
てか、メディアにどんだけドラゴンの卵が捨てられてるのさ?

