忘れ物
三度目の雷火儀式でございます。

するとまた、親ドラゴンの記憶がドラカニアさんへと流れ込んで来ました。

今回の卵の親御さんは、慈悲深いドラゴン。

その慈悲深さは、人間たちに対しても向けられていた様ですが・・・
なんとまぁ・・・いくら慈悲深くとも、人間に酷い目に遭わされてしまっては・・・
自分の慈悲深さを呪いたくもなりますわよね・・・

一応、当家筆頭へっぽこウォリアーは多分人間(笑)なので、人間側という立ち位置になりますが、この件に関しては人間様を擁護する気にはなれませんねぇ・・・
ただただ、申し訳ない気持ちで一杯です。

すると儀式を見ていたレオンさん。
シレッと、もう一つ卵が有る的な話をぶっこんで来ます。

ですが・・・資料を忘れた?
はぁ?
てことは、四つ目の卵の場所が分からないってこと?
なんじゃそりゃ。

挙句に、置いてきた資料が心配だから、「もう帰る!」て。
いやいやいやいや。
ここまで儀式をやらせておいて、中途半端な状態でバックレるなんて。
いくら何でも無責任過ぎやしませんか?

じゃあね!!って・・・
わたくし、この後どうすりゃいいのさ?
おーい!
・・・。
本当に帰っちゃったんですけど・・・
マジかよ・・・

