承認欲求の強過ぎる同行者

再度聞きますけど、この資料を集めたジャレットお嬢様に閲覧許可とってます?
なんか、無断で見ている気がしてならないんですけど。

そんなへっぽこさんの言葉を無視したまま、ヤーズさんは続く資料を読んで行きます。
・・・。
いきなりホラーな文章なんですけど・・・。

最終兵器・・・?
これを書いた方って、シガラキアの管理者と思われるシガさんかしら?
えー・・・
シガラキアってこんなヤバイ人が管理している場所なの?
・・・。

んで、施設を守る最終兵器なんて話をみたヤーズさんは、こんな事をおっしゃってます。
そりゃねぇ・・・はなっから戦闘全般はへっぽこさんにやらせるおつもりでしょうからね。
ハラハラするとか、気楽なもんですわよね。

そして・・・
「シガラキアには、施設を守る最終兵器が存在する。」
これを知れた事は大きな収穫だ!と抜かすヤーズさん。
いや・・・そんなん資料を見なくとも、大体想像できるでしょうに・・・

ついでに、この大きな収穫が得られたのは「誰のお陰?」なーんて事を言い出しやがりました。

おまけに、しつこい・・・

大変不本意ではありますが、ここは大人の対応をするしかないんですね・・・

すると一転上機嫌になったヤーズさん。
ま、貴方の助手認定は今回に始まった事じゃないんですけどね。

