巡礼者の聖所

　首都バレンシアから西。イベルブオアシスを目指し再び黒い砂漠横断の旅。

　砂に足を取られた愛馬の歩みは鈍く、相変わらず砂漠の旅はとんでもなく遠い旅路に感じます。




　同じような景色を眺めながら幾多の砂丘を越え、延々と西へ。

　オアシスはまだかまだかと思い始めた頃、砂漠に小さな本が落ちているのを発見。

　これがあるという事は・・・




　やはりイベルブオアシスのすぐ近くまで到達出来ていたようです。

　砂漠のど真ん中に見えるオアシスの景観が目に飛び込んでくるだけで、なにやら一仕事終えたような充足感を得られます。


　イベルブオアシスで小休止を取り、すぐさま今度は南の方向へ出発。

　ワールドマップ上のクエストマーカーまでの距離をみると、首都からオアシスまでよりも更に長い距離を南へ進まなければならない様です。

　しかも、真南ではなく、若干東にずれた南。

　やや方角修正しながら進まなければなりません。




　オアシスからしばらく南へと進んで行くと、砂丘の上に建造物の様なものが見え始めました。

　明らかに何かがありそう。




　そこに在ったのは良く分からない施設。

　そして拠点管理人さんの姿もありました。




　新たに発見した「巡礼者の聖所 －節制-」。

　やっぱり先行拠点は教えてもらえず。

　一体何のための拠点なのやら。




　特に珍しいものがあるわけでもなかった巡礼者の聖所を後にし、さらに南へとばく進。

　砂丘のてっぺんを目指しそこから周囲を窺い、また次の砂丘を目指す行程が続きます。




　一体、どれ程の距離を進んで来たのでしょう。

　陽も暮れ始め周囲の状況が分かり難くなってきました。

　そんな中、前方に木々が茂っている様子を確認。

　見えているあの木々は幻なのか、それともオアシスなのか。

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