今更SSDにしてみたお話

彼が来てからというもの、各地を飛び回るのが非常に楽になり、快適な移動環境をもたらしてくれました。
が、速度が出せるということは、エリアの切り替え地点でデータ読み込みによる突っかかり現象が多発するという事態も招く事となり、8世代馬本来のポテンシャルが引き出せないという状況が生まれました。
要するに、家のパソコンさんが低スペック過ぎるんです。
以前、メインメモリを4G→8Gに増設し、ある程度の改善は見込めましたが、そこへまた超速8世代馬さんが来たものですから、また突っかかり現象が酷いことになってしまいました。
そこで、おんぼろパソコンを少しでもパワーアップし、もう少し8世代馬の実力を出せるようにしてみようと思った訳です。
CPUだのグラフィックボードだの、改善しなければならない部分が山盛りなおんぼろPC。
なるべく簡単に効果が得られ、そして尚且つ投資が少なくて済むにはどうすべきか?などというとにかく都合の良い要求を満たしてくれる方法を考えました。
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そして、これはもうアレしかないなと組み込んだのがSSD。
ソリッドステートドライブっていう文明の利器でございます。
SSDって何?という方の為に説明致しますと、データを記録/読み込みするハードディスクの代わりとなる記憶装置です。(SSDとHDD両方搭載なんてことも出来ます)
SSD最大の利点は、読み込み速度がHDDに比べて格段に速い事。
つまり、突っかかり現象の大きな原因である、ゲームデータの読み込みを速くして問題の軽減を図ろうという計画です。
少し前までは耐久性に難あり(要するに壊れる)なんて言われていたSSDですが、今や下手なHDDよりも長持ちする(もちろん使用環境に依存します)と言われる程になりました。
容量が120GBの製品であれば、今や4、5千円で買えてしまうというのもお得なポイント。
(型落ちの製品であればもっと安いものもありますが、読み込み速度が遅かったりするのであまりお得とは言えません。)
細かい事を言えば、SLC/MLC/TLCなんていう記録方式の違いもありますが、安い品は大抵TLCです。
(SLCやMLCの方が耐久性が高いそうな。しかし、値段は高くなります)
なので、この120GB、TLCのSSDを導入してみました。
やり方としては、これまでのメインドライブであったHDDのデータをOSごとSSDにお引越し。
OS立ち上げ情報の入っているブートセクタごとSSDにクローンを作成するというやり方です。
(無償のEaseUS Todo Backup Freeを使いました)
※ 多機能バックアップソフトウェア「EaseUS Todo Backup Free」についての詳しい情報はこちら→EaseUS日本語公式ページ。
これならば、OSを再インストールすることも無く(OS認証も要りませんでした)、黒い砂漠のクライアントを入れなおす必要もなく、即座に今までの状態でSSDからパソコンを起動する事が出来ます。
作業自体は非常に簡単。問題なく短時間で終わりました。
そして、ブートドライブをSSDに設定しなおしてパソコンを起動。
わお。OSの立ち上がりが速いざんす。
この時点でSSDのすごさを体感。
そして、黒い砂漠を起動。
早速馬に跨り、爆走開始・・・
うん。突っかかりがほぼ無くなりました。
こんなことならばもっと早くやっておけば良かったとつくづく思う結果に。
但し、CPUやグラフィックボードは以前のまま低スペックなので、カルフェオン首都内部など、データ読み込みが多い場所での突っかかりまでは改善されませんでした。
それでも、以前よりは大分ましな状態。
パソコンの基本性能が高い場合にはもっと効果があるんじゃないかと思います。
・・・高スペックパソコンの方はもともとSSDなんでしょうけどね。
尚、ドライブのSSD化はとんでもなく難しい作業ではないと思いますが、パソコンが立ち上がらなくなったなんていうトラブルが起きる可能性もある改造です。
この作業に伴うトラブルにゲーム太郎の方では対応出来ません。
自信の無い方は、詳しい方に相談するなどして行って下さい。
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