埃まみれの歴史書
歴史マニアのリンタさんにそう言われたへっぽこウォリアーは、早速村の書斎とやらへ向かいます。

書斎があると案内されたのは、ドベンクルンのお偉いさんが集う例の建物。
どうやらここが噂の書斎らしいのですが・・・
大した蔵書数でもないのにかなり散らかってますわね。
沢山の本が床に積みあがっている状態です。
ここには司書さん的な方はいらっしゃらないのかしら。

と思ったら、ちゃんと管理者の方がいるじゃないですか。
あのーちょっと管理が杜撰じゃありませんかね?
無いもの以外は~とかちょっと笑いのセンスもあれですし。
余計な事言ってないでちゃんと仕事しましょうよ。

おまけに変な事を言い出す管理者さん。
いやいや、誰が歴史書を再編するって言いましたか?
ただ、ドリガンの歴史書を見せて頂ければ良いんですよ。

目的の歴史書は・・・本棚にあるんですね?
はいはい。どうもどうも。ありがとうございます。
お手数お掛けしました。

で、その本棚というのがこちら。
もうね。雑貨の方が多いじゃないですか。
最早これは本棚ではなく飾り棚です。

ま、とにかく少ない陳列の本の中から、目的の書を発見。
埃かぶってます。
本当にココの管理体制は・・・アレでございます。

さて、肝心な本の中身。
話はどうやらドラゴンとの激しい戦いを終えた後のチェンガシェレカン、アクム様の様子から始まるようです。
生き残ったアクム様でしたが、ドラゴンとの戦いの中で血を浴びて(?)しまったそうな。
するとその後アクム様がお弱りになっていったそうです。
ドラゴンの血には毒があるのか。
はたまた、呪いでも受けてしまったのか。

時は流れ、それから10回目の冬が過ぎた頃のお話。
ドリガンの人々は偉大な指導者を失ってしまったそうです。
ドラゴンの血を浴びたアクム様は10年後に亡くなった?という話なんでしょうかね?

後を継いだ新しい指導者の名はムアラクさん。
なんとその彼がどこから手に入れてきたのか噂の「ドラゴンの歯」を持っていたそうな。
ああ、やっと出てきましたよドラゴンの歯。
で?
こいつが一体何なんでしょうか?

ドラゴンの歯と共に荒れた地をさまよい続けるドリガンの人々・・・
って、本が破損してるじゃありませんか。
だれー?こんな酷い事をする人はー?
ほら、言ったこっちゃない。
管理体制が〇ソだから、大切な書物がこんなんなっちゃうんですよ。
ちょっと!管理人さーん!
本、破れてますよー!
あ。
破いたのはへっぽこさんじゃありませんからね!


- 関連記事