我が家の妖精騒動 FINAL その2

今回ばかりは、その決断は一瞬でした。
昇級前、3等級妖精としてしばらく冒険を共にしてきた彼女ですが、申し訳ありません。さよならです。
ありがとう。キザな君のことは忘れない。(・・・たぶん)
君の放つピンクの明かりには結構助けられましたよ。

と、非情なまでにあっさりと別れを決断出来たのも、もう一枚4等級さまの羽が残っているからですが。
しかし、これが今のところラストチャンス。

もし、この娘の育成が失敗したら・・・また3等級妖精さんから出直しになるでしょう。
さらに、その3等級さんが育成失敗したら・・・
もう、嫌になりそうなので今は考えない事にします。
とにかくラストチャンスの今度の4等級妖精さんは元気なお方。
元気な彼女は何色に光ってくれるんでしたっけ?黄色?
しかしそれも、夜明けの星スキルを取得してくれなきゃあ話になりません。
あと、応援もね。なるべく高ランクでよろしくお願いしますよ!

ということで、勢いよくレモリア靴なんかを買い与えまして、まずは一気にレベル10突破。
取得したスキルは・・・

おっと!いきなり来ましたよ、不思議な応援!
しかも、最高ランクのVじゃないですか!!
うわー。よく考えたら初のVランクスキルが不思議な応援ですよ。
こりゃすごい。
元気な彼女は意外とやり手(?)かもしれませんね!

最高ランクの不思議な応援は、2秒に一回ポーションを使ってくれるというもの。
てことは?最も大きなポーションの使用待機時間が2秒なので、ほぼポーションショートカット連打と同じ(?)勢いで彼女が勝手にポーションを使い続けてくれるという事じゃないですか。
フルオートですよ。フルオート。(謎)
いやー凄い。
育成開始早々、えらいスキルを覚えて下さいました。

こうなれば、この勢いで続けざまにレベルアップですよ。
すると取得してくれたのは、こそばゆい息吹Vに妖精の涙IV。
当家に来る妖精さんは何やらしきりにこそばゆい息吹を吹きかけたくて仕方ないみたいなのは相変わらずなんですが、今回それもVランク。
潜水中にこそばゆい息吹を吹きかけられると何故息が長持ちするのか。
くすぐったくて逆にぶはっ!とかなってしまいそうなものなんですけどね。
とにかくこれも、海に潜るときにはきっと役に立つはずです。
今のところ潜る予定は全くありませんが。

そして、レベル40到達で取得してくれたのは、乾かない井戸Iと最後ちょっと微妙な感じになってしまいましたけど、不思議な応援Vという大ホームランをかっ飛ばして下さいましたので文句は言えません。
いやいや。元気があれば何でも出来る!ってね。
有名なジャイアント?・・・なのかどうか定かじゃありませんが、あの大きな御仁が言っておりましたのでね。
その通りなんだと思いましたよ。
いやー良かった、良かった。
・・・って?あれ?
夜明けの星・・・は?
・・・
ないじゃん!

ちょいとちょいと貴方様。
なんやかんや頑張ってきましたのも、あの何時でもビカーって光る大変便利な明かりが欲しいってのが一つの目的だったんですけれども?
貴方取得し忘れてますよ?
だってほら、あれがないとアタニスホタルとか面倒くさいものを持ち歩かなきゃいけなくなりますでしょ?
ちょっと、聞いてます?
あーもう、何にも聞いてない感じで元気よく飛び回っちゃってね。
レベル40なったや。やっほーい!ってな勢いですか。

でもま。
不思議な応援Vなんてへっぽこなウォリアーには勿体ないくらいのスペシャル過ぎる特技も覚えて下さった事ですし。
元気な貴方にこの命、任せてみることにしますよ。
本当、お願いしますよ?
任せちゃいますよ?
しっかり、応援して下さらないと、へっぽこですから死んじゃいますからね?
こうして、一年以上の長きにわたった我が家の妖精騒動も一応の終わりを告げました。
そりゃ、欲を言えばキリはないですけども、へっぽこウォリアーにとっては過分な妖精さんでございます。
きっとこれから、多くの時間冒険を共にし、へっぽこなウォリアーを献身的にサポートして下さる事でしょう。
待遇が悪過ぎると逃げられない様にしないとね。
我が家の妖精騒動 Fin.


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