いざ、リベンジの時

欠片5個さえ集めれば・・・しかし、そう簡単に行くものでもありません。
でも、幸いな事があるとすれば、相手は半年以上ぶりに戦う相手ですので、ちょっと面白いと感じられる事です。
なかなか欠片が入手出来なくとも、飽きずに戦っていられます。
これがもし、フォレストロナロスやマンシャウム相手だったのなら、もう
ですが、ここは遠い遠いアルシャ海の海の底。
一旦帰ってまた明日来ようなどとは簡単に言えぬ場所なのです。

しかし、なかなか欠片は出ません。
ポンコツ古代兵器とのバトルタイムが淡々と過ぎていきます。
あまりに欠片が集まらないものですから、ふともう一度市場を確認してみたへっぽこさん。
するとどうでしょう。
先ほどまで売り切れだった深海の欠片が多数出品されているではありませんか。
なんとなんと。
深海の欠片を求め無表情で戦いを続けるへっぽこウォリアーの悲痛な心の叫びを、どこかの冒険者の方が察知してくれたのでしょうか?
ええ、ええ。
もちろん秒で買わせていただきました。

そして、一切戦う事無く追い出されてしまってから数十分の後。
再び深層エリアへと舞い戻るへっぽこさん。
そこは、初めて深層に立ち入った時と同じ。
すぐ目の前にピチピチの水中古代兵器が待ち構えるあの場所でした。

ここまで来たら余計な言葉は要りません。
何か月の間もカーマスリビア男としてコツコツ積み上げて来たその力を、その全てを、彼奴らにぶつけるのみ!

が、
ね。
きっついんですわ、これが。
前回、防御面にかなり不安を覚えたへっぽこさんは、これでも結構頑張って防御アップに努めてきた筈なんですけどねぇ・・・
まだまだ足りませんか。そうですか。
当たらなければどうということはない!
とか言えちゃうくらいへっぽこさんが凄腕ならいいんですけどね。
当然そんな訳には行きませんで。
なにせへっぽこですから。
しかし・・・ま、前回よりずいぶんマシにはなってます。
あとは、努力と気合と根性で!乗り切るしかありません。

なんて言っているそばから、いきなり大ピンチに陥るへっぽこさん。
慌てて逃げ出しブレイクタイムへ。
前回よりはマシと言っても・・・マシなだけ。
何時でもあの世へ行けそうな感じなのは変わっていない様です。
巷では、この深層エリアを根城とする冒険者の方もいらっしゃるとか聞きますが・・・
彼らは一体、どんな実力者なのでしょう。
まったく、世の中には恐ろしい戦闘力の方がいらっしゃるものです。

それでも、ここまで来ておいてこのまま逃げ出す訳には参りません。
どうにか上手く戦えないものかと思考錯誤しつつ、再び戦いの中へ。

しばらく必死に戦っていると、古代兵器の生態知識がランクアップしました。
あまりに必死に戦っていたのですっかり忘れていましたが、そうそう、未獲得知識の回収とランクアップが今回の主な目標でもあるのです。

その後もヒヤッとする場面に何度も遭遇しながらもなんとか戦いを継続するへっぽこさん。
前回取得出来なかったへんてこ建造物(?)の知識を獲得。
ここまではまあ順調?
この調子ですべての生態知識を回収して帰れれば良いのですが。


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