狼狽しまくる指揮官

肝心の偽情報はどんな話なんだか、いまいち本人が分かっていないんですが・・・
都合の良いことに口が勝手に動きまして。
ああ、そうそう。
正体不明の奴らが例の逃げ出したモンスターを連れてっちゃったんですよ~
まあ、大変。

こんな適当な事を言ってしまって、もしどんな奴らか?と詳細に聞かれでもしたら口がモゴモゴしちゃいそうですけど。
一応、偽の情報を流すことに成功したみたいです。
そして、怪しい三角関係という知識を獲得。
当然これは、カルフェオンとアヒブと影の騎士団の三者を指しているのでしょう。

で。
そんな適当極まる話をつかまされた指揮官様はと言うと・・・
めっちゃうろたえてますね。
うぁ!とか言っちゃってますし。
少々指揮官様のキャラが崩壊してますわよ。

さらにこれがまた、予想出来ないくらいの大ダメージだった様でして。
とにかくもうパニックの様な状態におなりになってます。
あ。
そのバカってへっぽこさんに言いました?
パニック状態とは言え、まったくもって失礼な事をおっしゃいますね?
ま、こちらとしては事が上手く進んでいるみたいですので、バカ呼ばわりされようが別に良いですけど。

とにかく、具体性に欠けるへっぽこさんの話一つで、ここまでうろたえた挙句に裏切ったのか?なんて思うとはね。
結局、最初から互いに信頼なんかしてなかったという事でしょうね。
どの組織も他の連中を利用しようと考えていただけ。
そんな名ばかりの同盟なんて脆いもんです。

で、遂にはここでもどっか行けとなってしまったへっぽこさん。
とりあえず、港に行って何か教わってこいと言われましたので、ボロが出ないうちに退散しましょうかね。

港と言うくらいですので、行けと言われた場所は北西部前線基地より北にある海側。
基地より北に続く道を下っていくと、その先に港があるようです。
それにしても、まーこの辺りも良い景色で御座いますわね。
ところかしこにカルフェオン兵が居るのでちょっと物々しい雰囲気なのですが、それを除けば最高の見晴らしです。

海へと続く長い下り坂を~ゆっくりゆっくり下ってく~♪へっぽこさん。
やがて立派な港が見え始めました。
しかしまあ、こんな所にどでかい船舶まで用意しているとは。
カルフェオンもかなり本気だしちゃってますよ!というのが伺えます。
ま。
いまだ何をそこまで躍起になっているのか?良くわからないんですけどねぇ。

