二人の未来に祝福あれ

　シシさんより託された手紙を手に、傭兵セドリックさんの元へと走るへっぽこウォリアー。




　なんだか最近、郵便配達員にでもなったような気持ちがします。

　ほんの少しだけですけど。




　てことで、シシさんからのラブレター（？）をお届け。

　内容は知らないですけど、おそらく二人でココを出ようという計画のお知らせだと思います。




　それを読んだセドリックさんは信じられないと言ったご様子。

　嬉しい驚きってな反応に見えますが・・・どうでしょう？




　どうやら、彼にとっても嬉しい知らせだった様ですね。

　そいつは良かったですよ。




　あら。

　セドリックさんと来たら、あの母上さまの勢いに押されて若干ネガティブな考えに染まっていたみたいです。

　そりゃいかんですね。


　シシさんの方が自分の気持ちにしっかりと向き合っていた様ですよ？

　もしかしてではなくて、貴方の意思の強さはシシさんに負けてます。

　だめです。




　しかし、今回の件が彼に思いなおすきっかけを与えてくれた様です。

　改めてシシさんの思いの強さを感じたという事なんでしょう。


　そうですね。

　これからは、貴方も頑張らねば。




　てことで、どうやら話は上手く進み、またシシさんあての手紙を託される事になったへっぽこさん。


　はいはい。

　ここまで来たら配達業務は任せて下さいな。




　すぐさまシシさんの元へととんぼ返り。

　セドリックさんからの手紙をお届け。




　どうやらこれで、お二人の意思は完全に固まった様ですね。

　後は、どこか平和な土地でお二人が幸せに暮らして行ける事を祈るばかりです。




　こうして、シシさんの頭上からもクエストマーカーが消え、この一件は落着。

　また一つ、大きな（？）お仕事を成し遂げたへっぽこウォリアーでした。


　すぐ背後から、殺人的な念の様な物が飛んできている気もしますが、今は気にしないでおきましょう。

　娘さんが居なくなった後も厄介なババア母上様には息災であられることを・・・一応祈っておきます。