何時か見たあの巨人

そのアトルとやらには、どこに行けば逢えるのかというと、アクマン拠点から北東。
誠実と謙遜、二つの巡礼者の聖所の間くらいの場所になるみたいです。
つまりは砂漠のど真ん中。
あの辺には特に何もなかった様に思うのですが・・・
とにかく行ってみましょうか。

そして、現地に向かうへっぽこさんの目に飛び込んできた、この世のものとは思えぬ光景。
あ。
ああ。
古代兵器アトルって・・・貴方でしたか。
随分昔に一度お会いした事がありますよね。
あの時は、貴方のあまりのでかさに驚いて写真撮影を忘れてしまったんでしたっけ。
あれからなんやかんや随分時が流れましたが、お元気でいらしたんでしょうか。
ま、古代兵器である貴方にとっては、数年という時の流れなど一瞬の出来事なのかもしれませんけれども。

そのあまりの大きさに恐れおののきながら、古代兵器アトルの足元まで進んでいったへっぽこさん。
それにしてもでか過ぎだわな・・・とか考えながら上を見上げてみましたが・・・
でっかすぎて何が何やら。

足だけ見てもこのサイズ。
その巨大な足元から、古代兵器と交流してみようとするへっぽこさん。
彼(?)ってしゃべれるのかしら?

しかし、物言う古代兵器という訳ではないらしく、へっぽこさんが一方的にアトルを観察するだけしか無いようです。
もし目覚めたらとんでもない事になる。ってそんなの子供でも分かりますわな。
てことは、アトルさんはお休み中?
こんな砂漠のど真ん中にボーっと突っ立ってお休み中ってね。
色々どうかしているんじゃないか?とか思いますけども。

ついでに、何処をどう観察したのか知りませんが、とりあえずアトルに異常はないって事がわかりました。
砂漠のど真ん中に巨大な古代兵器が突っ立ているこの状況は異常な事ですけどね。

さらに、もっと何か分かるかもしれない?
彼のつま先くらいしか観察出来ないのに?
までも、分かるかも?って言うのならもっと調べるしかないですよね。

と、ここで行動力が必要・・・と。
このパターンは知識が得られる感じのやつですかね?

そして、さらに詳しく調べた結果、これまでの調査結果をただ繰り返しただけの様な結論をゲット。

ほんともう。こんな雑な把握の仕方で
「古代のアトルについて熟知したぜ♪」
って絶対勘違いだと思うんですけど。
でもま一応、古代兵器アトルの生態知識は得られましたよと。


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