天高く馬肥ゆりなさい

2年以上失敗を繰り返し、やっと当家にやって来てくれた幻想馬ドゥーム。
しかし、だたやって来てくれただけでは意味がありません。
彼女(牝馬)を優秀な幻想馬へと成長させなくてはならないのです。
調教歴は長くともなにぶんへっぽこな調教師ですので、はなはだ不安ではありますが。
天から授かったスキル変更券5枚を手に気合の調教開始でございます。
変更券の当家在庫はわずか5枚ということで、これを最初から投入するわけには参りません。
とりあえず、最初はいつも通りの放置調教を開始。
そして、程なくレベル10に到達しました。

レベル10時点でのステータスがこちら。
(調教用の適当な馬具+アバター込みでの数値です)

そしてその間取得したスキルは8個。全部でスキル11個所持となりました。
もう一度おさらいしておきますと、レベル30までのスキル獲得機会が29回ですので、その間に残りスキル22個(初期所持スキル3。全25スキル)を取得しなければならない訳です。
で。
レベル10に成長する間になにもスキルを覚えないレベルアップが1回ありました。
7回しかスキル獲得機会を落とせないと考えるとこの1回は大きい様な気もしますが・・・まあまあ順調な出だしでしょう。
中には調教開始から全然スキルを覚えていってくれないお馬さんもいますからね。

さて、そこからまた数日放置育成。
レベル20到達となりました。
この時点で、回転力やブレーキなどは160越え。(馬具能力UP込み)
初期状態から回転&制動能力の高いドゥームさんですので、この辺は流石ですわね。

そして、レベル20時点でのスキル総数は17個。
ここまでの時点で瞬間加速やらノーマル横移動なんかを覚えてくれたのはありがたかったのですが、ちょっと雲行きが怪しくなって来た様な・・・。
すでにスキル獲得機会を4回落としてます。
てことで、ここが勝負所と見定め(所詮へっぽこ調教師の勘ですけど)、ここからスキル変更券を投入開始。
取得率100%と噂される幻想馬専用スキル「駿馬の誇り」を他の未取得スキルへと変更していっちゃうぜ♪作戦を発動させました。
こうすると次のレベルアップで必ず「駿馬の誇り」を取得してくれるので、スキル獲得機会が無駄にならない。
つまり確実に総スキル数が増やせるという馬育成業界における先人秘伝の技でございます。
ちなみに、次のレベルアップ時に何かしら別のスキルを獲得出来れば、「駿馬の誇り」獲得チャンスはまたその次のレベルアップに持ち越せますので、ここから連続で「駿馬の誇り」以外のスキルを取得していってくれるとかなりお得な展開となります。
ま、そんな上手くは行かないんですけどね。
さて、レベルアップに必要な時間は着実に増えていますが、ここからは完全放置という訳には参りません。
レベルアップ時のスキル獲得状況を見定めつつ、完全放置時間は他の適当な馬を育成。
日々の冒険に自動移動役としてドゥームさんを乗り回したりしながら調教していく事にしました。

そしてまた数日後、レベル25へと到達。
この時点で、速度数値などは現在の当家エース8世代馬を超えました。
若干加速力の伸び悩みが見えますが、それでもかなりの能力だと思います。

そして、「駿馬の誇り」をスキル変更していっちゃうぜ作戦を続けた結果、スキル総数は22個へと成長。
一度、レベルアップ時に「駿馬の誇り」以外のスキルを覚えてくれたりしましたのでスキル変更券が一枚得した形となりましたが・・・

残り未獲得スキルは3。
手元に残るスキル変更券は1・・・
しかも、経験上取得難易度の高い「連:瞬間加速」を未取得の状態です。(獲得希望は出していたんですが叶わず)
ちょっと・・・ギリギリな感じになってきましたよ。これは。
ま、スキル変更券を追加購入すれば、何の問題もないのですが。
しかし、ここまで来た以上、なるべくそんな事態(?)は避けたいというのが心情です。
祈るような調教が続きます。

そして迎えたレベル26。
ここで、「駿馬の誇り」チャンス(注:駿馬の誇り以外のスキルを覚える事)来てくれ!と願いましたが、取得したのは「駿馬の誇り」。
連:瞬間加速はなしよ。と。
それ以外に後残っているスキルは「警戒」なので、最悪これは落としても構わない・・・
しかし、連:瞬間加速だけは落とせません。
これが無ければ、ドゥームさんのドゥームさんである所以、3連目の瞬間加速「闇の疾走」が全くの無駄(前提スキル不備の為発動しない)ですから!
そんな絶妙な駄馬展開は許されないのです。
ということで、レベル26時点で未獲得スキル2。
残りスキル獲得機会4。
手元の変更券1。
出来れば、あと数回のレベルアップ中にどちらかのスキルを自然に覚えてくれれば・・・
つづく・・・
と言いながらの最後どうでもよいお話。
中国の故事が由来のことわざ、「天高く馬肥ゆる秋」。
一般的に秋の気候の良さを表すものとして知られているんですが、実はこれ元の意味は全然違います。
馬がよく肥える秋になると、北方の騎馬民族が攻めてくるぞ!というヤバイ状況を表す言葉なんだそうです。
秋は(馬が調子を上げてくるので)ヤバイよ!奴らが攻めてくるよ!気をつけろよ!ってね。
てことで「天高く馬肥ゆる秋」=本来は「警戒」の意味なんだそうです。
家のドゥームちゃんも次のレベルアップで「警戒」取得してくれないだろうか。


- 関連記事
-
- 殺しのライセンス
- アール様の好きな(?)花
- 天高く馬肥ゆりなさい
- 王子の判断
- 調査完了?