レモリア警戒所隊長のお話
その道すがら、カルフェオンの

すると運よく取りはぐれていた岩ガーゴイルのSランク知識をゲット。
議員様の我がままに付き合うのも、偶には悪くありませんね。

そしてそのまま、カーマスリビア進入路を行き、レモリアの警備警戒所へと到着。
すでに親書の件は話が通っているらしく、すんなり通行許可して頂けました。

このまま道に沿って行けば首都グラナですよと、懇切丁寧に案内までして下さいまして。
いやいや、ありがとうございます。
でもね。
実は数えきれない程往来したことのある通いなれた道ですのでご心配は不要なんですけれども。

ですが行く前に。
警戒所の隊長に挨拶していけよ!ってね。
ま、ここまで来て素通りってのも失礼な話ですから、その辺はちゃんとご挨拶に伺いますですよ。

てことで、警戒所の隊長ナルシラン様にご挨拶。
いままで随分長いこと素通りばかりのへっぽこさんでしたので、隊長にお会いするのは超久しぶりな感じが致します。

ナルシラン隊長様からは、カーマスリビアを支えているのはご神木カーマスリブの力。
その基盤となるのは精霊たちというお話を頂きました。

なのに今、カーマスリビア国内は揺れているとカルフェオン使節に丁寧にご説明下さいました。
ええ、ええ。
この辺りの大まかな事情は、視察の際に色んな方から経緯をお聞きしましたよ。

そして隊長は、そんな視察の中で疑問に思われませんでしたか?とへっぽこさんに聞きます。
何故、ガネルと野生動物達は仲良しなのか。
ふむ。
何故か?なんて確かに考えた事もなかったですね。

それは精霊たちのおかげ♪
へぇ。
そういうもんですかね?

しかし、何故隊長さまがこんな話をしたかというのは、続く依頼で分かりました。
ほら、貴方も野生動物たちと実際に交感してみましょう♪
・・・なんで?
ま、なんというか、他国の使節にカーマスリビア文化みたいなものを理解してもらおうと努力していらっしゃるんですかね。
本当は、そこいらの外国人より、余程この国について詳しいへっぽこさんなんですけど・・・
一時は、カーマスリビアを救った英雄と呼ばれた男なんですけど・・・
・・・。
しかし、今はその英雄扱いも無かった話になっちゃってるみたいなので、この依頼にもお付き合いするしかないですわね。


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