微かな前兆

警護を連れている様子から、アヒブの中でも位の高い方なのではないかと推測されますが・・・
一体、どんな役職(?)の方なのでございましょう。

しかし、その辺の説明は一切無いまま、彼女はトゥーロ族の話を始めてしまいました。
ツンタってのは・・・大地の神様?
へぇ。
しかしこれで、トゥーロ族の戦士の言っていたツンタの啓示とかって言葉の意味がやっと分かった気がします。
トゥーロ族の信奉する大地の神が示した道。
それを信じない者とは同志になれない。
アヒブにもそれを守れとトゥーロ戦士は言っていたんですねぇ。

で、その啓示の内容ですが。
ご神木カーマスリブの光が全てを殺す・・・
・・・。
挙句にオペンシラ様ったら、ご丁寧に「君が蘇らせた~」なんて責任の所在まで明確にして下さってね。
つまりそれって、光を蘇らせたへっぽこさんが全てを殺すみたいな言い方ですわよね。
・・・。

とにかくそんなだから、お前らツンクタの森を守れよ!
と、大地の神はトゥーロ族に言ったそうな。
「闇の最も染まる事が出来る者たちの盾になり~」って部分は具体的に誰(?)を指す言葉なのか良くわかりませんけどね・・・

こうして、ツンタの啓示を受け立ち上がったトゥーロ族。
着々と戦争の準備を整えていたそうでございます。
戦争ってったって誰と?
・・・まさかガネルと?
首都グラナに攻め込んで、ご神木を引っこ抜いてやろうとでも考えていたのでしょうか?

そんな話を語った最後に、オペンシラ様はサイゴードの角を見せてくれとおっしゃいました。
ああ。
ここへ来た主目的はそれだったんですよね。

はいはい。これね。
と、サイゴードの角をお見せするへっぽこさん。
見せるだけでいいんですか?
なんなら今すぐ持って行って頂いて結構ですけれども。

サイゴードの角を確認したオペンシラ様は、今度は絶望と闇の神ハドゥムについてのお話を始めます。
ああね。そうでしたね。
トゥーロ族の話も問題ありそうですけど、ハドゥムってな野郎もどうにかしなきゃいけないんですものねぇ・・・
色々大変な騒ぎになってきちゃいましたねぇ。
それもこれも、全部お前のせいだろ!と言われてしまうと返す言葉がないんですけど。

さらにオペンシラ様は付近にいる混乱したトゥーロ族に目を向け、尚も話を続けられました。

基盤を移し?
ツンクタの森を捨ててって意味ですかねぇ?
たしかに、彼ら森から出ちゃってますけど。
それは彼らが

彼らがツンタの啓示に従わなくなった原因は・・・カーマスリブの光・・・
てことは、やっぱりこれもへっぽこさんのせい。
あらぁ・・・


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