渇望故に

しかし、彼の中ではさらに
絶望と闇の神が俺たちのせいで困っている姿が見てみたい?
俺「たち」とか勝手に言われるのは本当に迷惑なんですけど。
完全にへっぽこさんが巻き込まれている言い方じゃないですか。

そう言えば誰かが言ってましたね。
闇の精霊は渇望の化身だと。
彼にとってはこの世が滅びるかどうかなんてどうでも良い話しなのかもしれませんね。

で。
そんな闇ちゃんからすると、ケチな反乱軍よりこっちの方が面白そうじゃね?
だそうです。
こっちってのは、オウダー女王の側って意味ですわね。
てことは・・・

ああね。
オウダー女王に味方した方が面白そうだと。
・・・。
へっぽこさん的には、んじゃ今度はオウダー女王に味方します!みたいには言い辛いんですけどねぇ・・・
でもまあ、闇ちゃんがこう言いだした以上女王をお助けするしかないんですよねぇ。
何せへっぽこさんに拒否権はありませんから。
んじゃま、そうと決まれば、金ピカ司令官様に言われた様に上にいらっしゃる女王様にオドラ神聖ポーションをお届けしに行きますか。

て。
あれ?
こんな所に・・・知識?
ああね。
これだけ広くて立派なオドラクシアですから、あちらこちらに知識が隠されていても不思議じゃありませんものね。
しかし・・・

あらー。新しいパターンですわね、これ。
知識を得るには女王様の祝福が必要とな。
ま、オウダー女王に協力すれば、祝福も得られるんじゃないかと。
てことで、また後で来ますよ。

そして、一段高い位置にある女王のところへ進み出るへっぽこなウォリアー。
へぇ・・・ここがアヒブの女王様の玉座ですか。
なんとまぁ、シャレた感じですわね。

改めて女王ウィオレンティア・オウダー様にご挨拶致しました。
ここで初めて彼女の知識を獲得。
へっぽこさん的には初めてな気はしていませんが・・・
そう言えば、ずいぶん前にお会いした時は虚像でしたし、もう一度はキャサリン姫の記憶(?)の中で(こちらが一方的に)お会いしただけでしたからね。


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