精霊術師の弟子

いつの間にやら手に入れていた月明かりの花の製造書を精霊術師デリモルさんにお届け致します。

てことで、依頼目的達成。
いきなり、先ほどは言い過ぎたなんて謝られてしまいましたが。
いやいや、困った弟子やらア〇な人間奴隷を日々相手にするデリモルさんも大変でございましょう。

あらぁ・・・やっぱり精霊術師さんも相当ストレスが溜まっていらっしゃる様ですね?
あんなア〇たれ連中を毎日見ていたら、愚痴りたくなるそのお気持ちも分かりますよ。
で。
やっぱり人間たちがアヒブに悪影響を与えている・・・と。
ああね・・・。
でも、そんな雰囲気が蔓延したら、人間なぞ抹殺すべきってセペル派の主張がまた激しくなってしまいそうですわね・・・。

酔っぱらいのお弟子さんも昔はそうじゃなかったのに・・・ですか。
それと、あれ?
久しぶりにそのお名前を聞きましたけど・・・
あら。
ギャンブラーのヘロンさんも、デリモルさんのお弟子さんだったんですか。
へぇ。
ああ・・・今、思えば、ヘロンさんってデリモルさんと似た雰囲気の方でしたね。

そうそう。
ヘロンさんとはひょんなことからお会いしましたですよ。
たしかに現在放浪中だとかおっしゃってました。
しかし、精霊術師様の弟子が・・・何故に放浪?
ヘロンさんは母の栄光に対する疑心が生まれたから・・・なんておっしゃってましたけど。

ああ・・・ここでもまた人間との関わりが関係してくるんですか。
・・・うーん。

え?
ギャンブル
あちゃー。
こりゃ益々、アヒブの皆さんの人間に対する見方が厳しくなってしまいますよねぇ・・・

多くの(?)弟子を抱える精霊術師さまも大変ですねぇ・・・。
へっぽこさんは気楽な冒険者なので、そのお気持ちの深い部分までは想像すら出来ませんが。
カリチャーのア〇に、ドリンカーとギャンブラーの弟子。
いやぁ・・・大変だ。

