消えた人々。現れたモンスター。

　星の墓場地域は、カーマスリビア先代アメリア女王が落ち延びて行った先などという驚きの話を聞かされたへっぽこさん。




　とりあえず、それはそれとしてトリード様の話は続きます。


　なんでも、灰色の森の精霊の声を聞くおつもりなんだそうな。


　ほう・・・。




　へっぽこさんが手に入れた亀裂の残滓（の欠片）と女神の息吹があれば、布切れに宿った邪悪なオーラが吸収される？？

　ああ、布切れってモネト隊長が持っていけと言われた、古い亡霊の布切れとかってやつですか？

　なるほど、ここで役に立つのね。




　すると突然、謎の呪文的なものを唱えだすトリード様。




　何やら、トリード様お一人で盛り上がっている感じになっておりますが、へっぽこさんには何のことやら。

　ただ、あまり上手く行かなかったってのは何となくわかります。




　トリード様の目論見が上手く行かなかったその訳。


　なんと！残滓には錬金術師カプラスの赤い魔力が込められている！


　・・・。

　へっぽこさんには訳がわからないので、そうなんすか？としか言えませんが。




　そして、カプラスさんの魔力を打ち破るには・・・まず調べなきゃならないという話みたいでして。

　傍らにあったカプラスに関する記録ってな物を調査する事に。


　あら。

　この調査書ってブロリナ女王がお書きになったものなんですね。




　その調査書によると、カブア山の向こうからきもちのわるい風が吹いてきて・・・

　そこにあの男が現れた。




　その男は、かつてご神木の根に沿って登ってきた男性・・・


　もうね。この特徴はカプラスさんやがな。カプラスさんで間違いないですよ。




　ここで、突如現れたカプラスさんを眺める悪神に仕えたと言われる人々ってのは当然、クザカ復活を目論んだ光明の兄弟会と影の騎士団、その生き残りって事になるんでしょうね。

　その彼らに対し、カプラスさんからダメだしが行われたそうな。


　「君ら、それじゃ神様は復活しないよ？」


　と。




　そんな出来事があった後、ブラックスターが落ち幻想の森は灰色の森となり、カブア山の寺院を拠点としていたクザカ信奉者達は皆消えた・・・？


　え？全滅？


　てか、クザカ復活を目論む人たちが目指した機会の寺院って、カブア山ってとこにあったって事になるんですかね？

　カブア山ってどこかしら？




　さらに驚いたことに、消えたクザカ教徒達に代わる様に、星の墓場周辺にモンスターが現れた・・・


　・・・。


　星の墓場のモンスターは、実は兄弟だなんて、影の騎士団のメルドルさんが言ってましたけど・・・

　あれってやっぱり本当の話？

　星の墓勢って、元はクザカ降臨に失敗し、機会の寺院へと落ち延びた人達の変わり果てた姿なの・・・？