贄
そこから聞こえる謎の声。

「私を受け入れてほしい」と願う荒々しい声の女性は、それを受け入れるつもりの相手方に対し、何故だか強気になっていきます。
はじめは受け入れて欲しいと言っていたものが、それを歓迎するかの様な相手方の態度を見るや否や・・・
私を受けいれ、従え。と。

それでも、この女性を歓迎するかのような態度を見せる相手方。
彼女の力を頼りにしてか、その女性に従うとまで言い出します。

そして、この女性が来てくれた事を喜ばしい日だと表現する彼ら。
・・・降臨が失敗したあの日以来の喜ばしい日。

しかし、彼らが喜んだ理由は・・・

そして、事態は急展開。

荒々しい声の女性に従うかに見えた相手方が望んだものは、その命(つまりは彼女が持つ力?)だった。と。

そう。
高圧的に自分を受け入れ、従え。と言っていた荒々しい声の女性は、国を追われたアメリア・オーネット元女王。
そして、アメリア・オーネットが助けを求めた相手は、クザカ降臨に失敗した光明の兄弟会と影の騎士団の残党だったのです。

カーマスリビアを追われたアメリア元女王の行方。
よもや生きてなどいないとは予想していましたが、まさか生贄となり命を落としていたとは。
力ある元女王の末路としてはあまりに哀れな結末に愕然とするへっぽこウォリアーでした。


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