意外な繋がり
ドラカニアさんも一人大騒ぎするランドさんを担いで中へと入ります。

中に入ると生態学者さまがランドさんに語り掛けました。
ああ。
冬山地方の方であれば、当然ランドさんの事はご存じですよね。

が。
知ってるどころか、ランドさんは教え子・・・??
え?
ランドさん。そんな事、一言も言ってなかったじゃないっすか。

しかも、火釜についての授業もした筈だ?
は?
ランドさん・・・どれだけ勉強に身が入っていなかったのさ・・・

それを聞いたランドさんは、火釜とアウィナの火釜ってなんか関係あんの?ってな調子です。
関係なかったら生態学者さまもこんな話しませんよねぇ・・・?
ランドさんがしっかり勉強していたら、早い段階で色々分かっていた事もあるんじゃないっすか?

その時、兵舎の奥から声がしました。
あら。ジョルダインさん。
いつの間にそこへ?

ランドさんもどうやってここに入った!なーんて言ってます。
ですがまぁ・・・ジョルダインさんは今だ、ベルモルンの力が使えちゃったりするみたいですし、なんでもアリなんだと思いますよ。

てか、そのジョルダインさんの前に立つこの男性。
一瞬、シャルボノー爺さんかと思ったんですけど・・・よく見たらこの方、ハイデルのロイク・ミルズさんじゃないですか。
いつもジャレットお嬢様のお傍に居る爺や的なあの方。
そんな御仁がこんな遠方まで一体何をしに来たのでしょう?

て、当然ジョルダインさんに会いにいらっしゃったんでしょうね。

こちらはこちらで何やら問題が起きているみたいですが・・・

ジョルダインさんはロイクさんのお話をあまり聞いていません。
こちらの事は良いから、さっさとアウィナの灼熱釜についての話を聞かせろと生態学者さまに要求。
でも・・・ジャレットお嬢様が監視されちゃってるとかって話を無視してて平気なんすか?
そもそも、ジャレットお嬢様と幸せになる為に、ベルモルンの烙印を消したいってのが旅の目的なんじゃないの?
お嬢様の方の問題を後回しにしちゃって大丈夫なのかしら?
それこそ・・・本末転倒なんじゃないっすか?


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