王妃が残していった物

しかし、マルミン王妃となった彼女は、自身の言葉どおり、ある日この故郷へと帰ってきたそうです。

そして、旧友であるマスランさんにあるものを残していったそうな。
ある物?
なんでしょうね?

それは今でもマスランさんの手によって大切に保管されているそうです。
バレンシア王妃が託した物をガラクタ箱にぶち込んでいるという、マスランさんの人並外れたワイルドさが若干気になりますが・・・
ま、ま。気にしないでおきましょう。

気になるマルミン王妃が残していったものとは・・・
謎の記号に埋め尽くされた羊皮紙。

さっそく羊皮紙を手に取ったランドさんは、これがバルハン王子が探し求めている品か?とおっしゃってますが・・・
マルミン王妃の遺品て・・・羊皮紙の巻物の事だったんでしょうか?
内容が重要?
しかし、謎の記号で記されているってことは・・・当然読めませんよね?
あ。
バレンシアの人になら分かる暗号だったりするのかしら?

どうやらこのドラカニアさんの推測が大正解。
記号の様なものは、バレンシアの予言者、ガルダッカさんの暗号なんだそうです。
へぇ。

てことは、バルハン王子ならその内容が分かりそうですね。
これは、早急に王子様のもとへお届けするべき物かもしれませんね。

こうして、また一つ知識を獲得。
「王妃の秘密」言うほど大層な秘密があった様には思えませんでしたが、彼女の人生そのものが多くの人が知らない秘密に溢れていたって事ですかね。

